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制服リサイクル『譲渡会』を開催

令和3年10月9日(土)12時30分から、大会議室にて、制服リサイクル『譲渡会』が開催されました。

会場内が密にならないよう、来場者に一定の距離を保ちながら廊下に並んでもらい、人数を制限しながら入場いただきました。

整然と並び、選びやすくレイアウトされた、クリーニング済みのブレザー・ズボン・スカート・セーター・ベスト・ネクタイ・リボン等を手に取って熱心に選んでいる様子が見られました。

来場された1年生の保護者の方からは
「今後の成長を見越して、必要なものを見に来ました。数もサイズも多くあるので、選ぶことができて嬉しいです。また、先日、文化祭の準備で娘がスカートを汚してしまい、ちょうどスペアが必要だと思っていたところだったので、とてもありがたいです。」
とのお声をいただきました。

今回の制服譲渡会には100人以上の方が来場され、盛況のうちに終わりました。

PTAでは次回の制服譲渡会に向け、リサイクルできる制服の回収を予定しています。

ご協力くださいますようよろしくお願いいたします。

陸上部 都大会および南関東大会で入賞、インターハイ出場決定~PTAより支援金贈呈

鴨下友織菜さん、おめでとうございます!

5月8日から開催された第74回東京都高等学校陸上競技選手権大会にて、6年鴨下友織菜さんが800Mで第4位、400Mで第6位になり、見事2種目入賞。南関東高等学校陸上競技大会の出場権を獲得しました。
その健闘を讃え、5月29日にPTA会長より支援金の贈呈が行われました。

左から藤野校長先生、鴨下友織菜さん、上尾PTA会長、陸上部顧問 坂口先生

鴨下さんからは、「なんとしてもインターハイに出たいという思いが一層強くなるとともに、昨年度出場した新人関東とはレベルが桁違いである南関東を通過するには、このままの都大会の順位ではいけないと思いました。でも最初で最後のチャンスなので、自分にできることをやるだけだとワクワクの方が大きいです」と南関東大会への意気込みを伺いました。

今シーズンは、怪我に悩まされ、苦しい思いもたくさんしてきたそうですが、「走ることを楽しむ」ことを心にとめ、プラス思考で取り組んだことが、結果につながったとのこと。
「個人種目である陸上競技は、まわりの人の支えや応援なしでは続けられない競技」なので、「感謝を忘れず、結果で恩返しをしたいと思うと、自然と力が湧いてきました」という鴨下さん。

6月18日~21日に開催された南関東大会では、800M、400Mともに第6位入賞。2種目でのインターハイ出場が決まりました。おめでとうございます。

「競技の2分間、心臓が口から出っぱなしでした」とお母さま(笑)。ご家族の笑顔の支えと、ご本人のたゆまぬ努力。鴨下さんの陸上ストーリーは、福井県で7月28日に激闘の幕が開く全国のステージへ続きます。


【編集後記】
鴨下さんにコロナ禍での練習について伺ったところ、「上を目指したいという目標を持ち続け、周りに頼ることも大事にしながら、多くの方にアドバイスをもらい、取り組んできました。」とのこと。部活を頑張るみなさんへ、伝わる言葉と行動ですね。
インターハイでも力を出し切れるよう、応援しています。頑張ってください。

PTAサークルの紹介〜バトンをつなぐ。

鷹校にはPTAサークルが2つあります。
コーラスの「こーる・あんだんて」と「散策の会」です。

どちらも三鷹高校時代から続いているサークルで、先輩保護者のなかにはお孫さんがいらっしゃる方もいます。その集いは、「歌う」「散策する」を楽しむだけでなく、私たちの視野をグッと広げてくれます。

●コーラスサークル「こーる・あんだんて」●

あんだんて(Andante)は音楽用語で「ゆっくり歩くはやさで」という意味で、のんびりと歌っていこうよ、と三鷹高校時代にできたサークルです。
歌とおしゃべりが好きなメンバーが集まって、月2回三鷹市内のコミセンで歌っています(現在は月1回)。
前回のミタカックス(鷹校祭でのPTA喫茶室)では、『童謡メドレー』『花は咲く』、そして『パプリカ』を踊りつきで歌いました。

@武蔵野スイングホール。女声合唱曲『きんもくせい』や三鷹に晩年住んでいた作曲家の中田義直さんの曲、J-POPを歌いました。

よく「歌が下手でも大丈夫ですか?」と聞かれますが、もちろん大丈夫です! ボイトレの先生をむかえての練習もあるので、よく声が出るようになりますよ。

合唱曲も少ない人数ながらチャレンジしています!!

現在のメンバーは現役生保護者に三鷹高校時代からのベテラン保護者、中等卒業生も!
今はママさんだけですが、パパさんの加入もお待ちしています。
もちろん練習はマスクをして、消毒換気に気をつけて行います。
ご興味のある方はぜひご連絡ください。

●散策の会●

『子どもたちが通う三鷹の街をもっと知りたい!身近に感じたい!』
そんな想いから発足したPTAサークルです。

活動は年に2回程度。
三鷹高校時代の保護者から現役生保護者までいろいろな世代が集まり、三鷹市周辺や都内の名所旧跡、観光スポットなどを楽しく散策しています♫

ファーレ立川にて屋外アートを楽しみました!

ひとりで参加される方も多いですよ。

本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため活動を自粛しておりますが、今後の状況をみて再開を考えていく予定です。
ぜひ一緒に楽しいひとときを過ごしましょう♫


●編集後記●
いつだったか、「散策の会」で井の頭公園を巡ったとき、美味しいランチをいただきながら子育ての話になりました。
後期生の保護者が「うちの息子、とにかく一言もしゃべらないんです。反抗期を超えて異常なのかとさえ思うほどで(泣)」と悩みを持ちかけると、OGの保護者は「うちも全く同じでしたよ。息子は毎日不機嫌、私は毎日憂鬱(笑)。でもね、出口はきます! ある日突然、ふつうに会話していて…子どもにはそういう時期があるみたい。だから大丈夫」。
何かしら子育ての悩みをかかえる私たちにとって、「大丈夫」という先輩の言葉はありがたかったです。

サークルは楽しいだけでなく、親として、仕事をする者として、ひとりの人間として、いろいろなバトンを受け取れる貴重な場所だと感じています。
ご興味持たれましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。


さて、令和2年度本部発のHP更新は次回の総会関連のお知らせが最後となります。

昨年、本部役員会がスタートした時はコロナで先が全く見えませんでした。学校が休業するなか、何ができるのだろう。何をしなくてはいけないのか。
「いつもとはちがう年だから、いつもとはちがう知恵と工夫で!」と気持ちを奮い立たせましたが、焦るばかりでちっとも前に進まず、役員会もギスギスしていました。
そんなとき、学校に大きな段ボールと手紙が届きました。4期生の保護者からでした。

クリーニングされた制服がきちんと畳まれて入っていました。

先輩からの手紙に肩の力が抜け、心が温かくなりました。
何よりも大切なのは思いやりです。相手を思いやる気持ち。

至らない点が多々あったとは思いますが、
子どもたちに、先生方に、保護者に向ける「思いやり」をバトンに込めて、次年度へとつなぎたいと思います。
引き続き、PTA活動へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします!

令和3年度PTA委員選出について

日頃よりPTA活動にご理解・ご協力ありがとうございます。 例年通り、PTA委員選出に関する事前アンケートを実施いたします。アンケートは、メールメイトで配信いたしますので、3月28日(日)までに必ずご回答いただきますようお願いします。 各委員の選出ついては、回収したアンケート結果を基に、次年度保護者会にて決定いたします。

なお、事前アンケートで候補者が集まらなかった場合は、4月最初の保護者会にて話し合いを行い、委員を選出いたします。それでも候補者が出ない場合は、当日抽選を実施する可能性もございます。もし抽選となった場合は、当日保護者会を欠席されている方や、アンケートが未回答の方も対象となりますので、その旨ご了承ください。

お忙しいこととは思いますが、皆様の立候補を心よりお待ちしております。

各委員会の仕事について

学年委員会
  • 運営委員会への出席(代表のみ)
  • 各学年の親睦会(茶話会)等の企画/運営・・・各学年の教員と連携
  • 各学年担当行事の企画/運営
  • 各学年向けや担当行事に関するメールメイトの文書作成/配信
広報委員会
  • 運営委員会への出席(代表のみ)
  • PTA広報誌編集/発行
  • PTAホームページの運営/掲載・・・ホームページ管理人と連携
  • 学校行事/PTA行事の取材や原稿作成
  • PTA保護者からの掲載依頼記事原稿校正
候補者選考委員会
  • 運営委員会への出席(代表のみ)
  • 役員候補者選考に関する調整/文書作成
  • 役員候補者選考会の運営全般

 

※各委員の選出人数などの詳細は、下記リンク先をご確認ください。
令和3年度PTA委員選出
 

鷹校祭こぼれ話〜かつて「紫団」がありました。

数年前まで、鷹校祭の団カラーには“紫”がありました。
本日、卒業式を迎えられた6期生は懐かしいのではないでしょうか。
現5年生が入学した年度から「紫団」は「緑団」へ変更されたのですが、
この“紫”、武蔵野の地にとっては特別な色でした。

昔、武蔵野(三鷹市、武蔵野市)の一帯には紫草(ムラサキソウ)が自生していました。その情景は古今和歌集にも詠まれています。

書道部のみなさんによる揮毫。このHPのために、鷹校書道部らしい、元気で迫力のある漢字仮名交じり作品に仕上げてくれました!

紫の ひともとゆえに武蔵野の
草はみながら あはれとぞ見る

この“紫”とは紫草のことです。

紫草。花は小さくて可憐な白色ですが、その根はとても鮮やかな紫色で、抗炎症の薬効があるといわれています。

江戸時代になると、
この紫根で染められた紫色が大流行し、“江戸紫”と呼ばれるようになりました。
ちなみに江戸紫はJISの色彩規格では濃い青みの紫。
歌舞伎に登場する助六のハチマキが有名です。
現在のスカイツリーの『雅』のライトアップも江戸紫なのだそうです。

こうして武蔵野=江戸紫となり、
鷹校でも団カラーに“紫”が採用されることに。
ところが!です。
「紫団(しだん)」と「黄団(きだん)」がとにかく聞き間違えやすい!
1点を争うような体育祭では困ってしまう、となり、
「紫団」の代わりに「緑団」が新しく登場したのだそうです。

広報委員会による広報誌『鷹校』。平成27年度版の表紙には「紫団」が健在ですね。

“むらさき”は武蔵野の各所で発見することができます。
「むらさき橋」もそのひとつです。

三鷹駅を起点とする「風の散歩道」の途中にある橋。最初に紹介した歌が名前の由来となっています。

「風の散歩道」とは、三鷹駅南口から井の頭公園の手前の万助橋に至る散歩道で、石畳の歩道やガス灯風の照明がロマンチックです。
ジブリのキャラクターの標識も見つけることができます。

ポカポカ陽気の日、家族で鷹校周辺や武蔵野一帯の散策をされてはいかがでしょうか。
“むらさき”の他にもいろいろな発見があることでしょう。


編集後記
数年前に、PTAサークル『三鷹散策の会』で風の散歩道を巡った際、元代表・五十嵐さん(6期生)から「紫団と紫草」の話をうかがいました。今回の記事はその話を元に取材・構成しました。
PTAサークルには『三鷹散策の会』とコーラス『こーる・あんだんて』があります。どちらも保護者が楽しめるステキなサークルです。改めて紹介したいと思いますので、お楽しみに。