「PTA活動」カテゴリーアーカイブ

令和4年5月7日(土)制服譲渡会

制服譲渡会を半年ぶりに開催しました。
総会との同日開催は、なんと3年ぶりです。

PTA総会受付時に整理券を配布して入場を入れ替え制にし、会場前で待機する際も密を避ける配慮がなされていました。

会場内でも、スカート・ズボン・セーター・ベスト・ネクタイ・リボン等が選びやすく配置されており、多くの来場者がいる中でもスムーズに行われました。

感染症拡大防止対策をしっかりと施し、来場者が安心して参加できるような制服譲渡会となりました。

<来場された1年生の保護者の方の声>

「入学時は何が必要かわからず、とりあえず絶対必要と思われる物を注文したが、譲渡会という形でプラスαの制服をいただけるのはとてもありがたいです。」

「校外学習で体操着の半袖が複数枚必要とわかり譲渡会に来ました。体操着の譲渡も今後期待しています。」

着られなくなった制服を次の方へとつないで活用してもらう。

コロナ禍で人との関わりを感じる機会が少なくなっている中、人とのつながりを感じることができる制服譲渡会でした。

制服リサイクル『譲渡会』を開催

令和3年10月9日(土)12時30分から、大会議室にて、制服リサイクル『譲渡会』が開催されました。

会場内が密にならないよう、来場者に一定の距離を保ちながら廊下に並んでもらい、人数を制限しながら入場いただきました。

整然と並び、選びやすくレイアウトされた、クリーニング済みのブレザー・ズボン・スカート・セーター・ベスト・ネクタイ・リボン等を手に取って熱心に選んでいる様子が見られました。

来場された1年生の保護者の方からは
「今後の成長を見越して、必要なものを見に来ました。数もサイズも多くあるので、選ぶことができて嬉しいです。また、先日、文化祭の準備で娘がスカートを汚してしまい、ちょうどスペアが必要だと思っていたところだったので、とてもありがたいです。」
とのお声をいただきました。

今回の制服譲渡会には100人以上の方が来場され、盛況のうちに終わりました。

PTAでは次回の制服譲渡会に向け、リサイクルできる制服の回収を予定しています。

ご協力くださいますようよろしくお願いいたします。

「給食“視”食会」へようこそ。


PTAでは、毎年11月に「給食試食会」を実施しています。
1学年の学年委員が、栄養士の先生に協力していただきながらテーマや段取りを考え、1学年の保護者を招待するのです。
毎回100名近くの保護者が参加を希望する人気の催しです。

会場は多目的室。子どもたちと同じように保護者自身が配膳をし、給食をいただき、栄養士の先生の「子どもの食」に関するお話を聞きます。そして最後に、ランチルームで給食を食べる我が子を見学して、お腹も心も満たされる、このような流れになっています。

今年度は試食会はできませんでしたが、代わりに全学年の保護者を「給食“視”食会」へ招待したいと思います。

本日の献立 : ごはん、牛乳、タンドリーチキン、チーズサラダ、キャベツのスープ煮


今回はスペシャルな献立を用意しました。
何がスペシャルかというと、
「いままで三鷹で食べたなかで一番うまい!!!」
と、藤野校長先生が絶賛されたメニューなのです。
もちろん生徒たちにも人気で、この献立の日は残菜が少ないのだそうです。

ここからは、今年、鷹校に着任された栄養士の進藤先生に案内をしていただきます。
どうぞ「目」で楽しんでください。
“校長先生をうならせたレシピ”も教えてくださるので、ぜひチャレンジしていただいて、家族で元気なからだになれたらよいですね。

それでは↓↓↓からどうぞ。
★★「給食“視”食会」へようこそ。★★

PTA文化事業「心の栓を開けてうたってみよう~Open Your Heart~」が開催されました

お正月気分も抜け三学期が始まった最初の土曜日、令和2年1月11日に、PTA文化事業「心の栓を開けてうたってみよう~Open Your Heart~」が開催されました。

「トークと実践で学ぶコミュニケーションツールとしてのうた」 講師は、シンガーソングライター・ボイストレーナーの狩野菜穂さんです。藤野校長先生の挨拶のあと、菜穂さん~nappoさんの自己紹介とともに楽しいトークが始まりました。

nappoさんは、京都府生まれ山口県育ち。小さい頃から歌が大好きでいつも歌っていたそうです。ご両親も歌好きで、お母さまと共に歌い、お父さまには発声の基本を厳しく教わったそうです。
高校受験は、歌いたいという気持ち一筋に、バンドを組めると情報のあった進学校を目指し見事合格を決めたそうです!「無理かもしれない…と言われると俄然燃える性格」はずっと変わらないとおっしゃっていました。
学生時代のお話は保護者にとって懐かしさ満載、皆さん笑いがとまりません。

ここからは、来場者全員立ち上がってストレッチ開始です。まずは姿勢が大事。肩幅に足を広げ「すっ!と真っ直ぐ」に立ちます。胸が開かないと良い声は出ない!とのこと。
nappoさんが校長先生の姿勢の良さを褒めます。校長先生は保健体育を専科としていらしたので体幹が鍛えられているのでしょう。

生徒たち数人が、ネクタイを外しシャツの裾をズボンから出し、動きやすい体勢を整えます。
⦁ 頭の上で手を組み、上に真っ直ぐ伸ばす。右に倒す→左に倒す。
⦁ 手を背中側で組み、ひっくり返す→体を前に倒す。
この動きで肩周り・胸周りをほぐします。

ボイストレーニングでは、
⦁ 息をたくさん吸ったら、同じ量を力強く吐き出す。
⦁ 息を吸って‟口を閉じて”息を吐きだす。あら不思議「ん~」と自然に音が出ます。
⦁ 今度は口を開けて息を出します。「あ~」と会場に音が響きます。

すかさずnappoさん「そうなんです!歌えない人なんていません。息を吸って、口を開けて息を吐きだすだけで音は出るんです!」と嬉しそうに話します。
今回のサブテーマ「Open Your Heart」の意味がちょっと分かった気がします。校長先生もおしゃっているように、恥ずかしがらずに、殻を破って楽しめばいいんです。

さあ、ストレッチ、ボイストレーニングをした後はいよいよ歌に声を乗せ、皆さんで歌ってみましょう!
今一度姿勢よくまっすぐに立ち「愛をこめて花束を」と「宿命」のサビの部分を、nappoさんのリードで歌います。

拍手!気持ちいいです、身体も心も温まりました。
この2曲を選んだ理由は何だと思いますかと、nappoさんが皆さんに聞きます。
一つ目は「気持ちがいい」からです。ストレッチをしボイストレーニングをした後は、驚くほどよく声が出ます。本当に気持ちのよいことです。
二つ目は、この2曲ともにリズムが楽しいから。リズムに乗り歌うことは、我を忘れます。
そして三つ目は、普段は口にする事がない歌詞を声に出して歌えるからです。「笑わないで受け止めて 本当の私を」「いつまでも そばにいて」…確かに普段は言葉にはしないと皆さん納得しています。しかしそれをあえて声に出して歌うこと、心をこめて歌うことで、歌ははじめて相手に届くそうです。清々しい気持ちになっていきました。

楽しい時間は本当にあっという間に過ぎていきます。
最後は、nappoさんが立ち上げた「南相馬&杉並トモダチプロジェクト」のテレビ取材のスライドを見せていただきました。

nappoさんは歌手としてデビューし、これまで沢山のアーティストへの楽曲提供やCMソング制作で活躍しています。子育てをしながらも精力的に活動する中、平成23年に東日本大震災が起きました。現在19歳になる息子さんが10歳の時のことでした。復興支援ボランティアとして歌をうたいに被災地に通ううちに、子供たちへの歌とダンスのレッスンを行うようになり「みんなのうた」を制作しました。その後、南相馬と杉並の子供たちを歌とダンスで繋ぐ「南相馬&杉並トモダチプロジェクト」を立ち上げ、平成28年には南相馬市に住所を移し、昨年、(株)LITTLE STARを設立しました。

スライドの中の子供たちは、生き生きと歌っています。レッスンのたびに会い、それぞれが帰るときにはまたね!と元気に言葉を交わしていました。真剣に取り組み励ましあい、ステージで笑顔で歌い踊る姿を見ると、様々な思いが交錯し涙があふれてきました。子供たち皆が、それを見守る大人たちが、一緒に歌い踊ることが大好きで、nappoさんが作ってくれた新しい出会いに心からの信頼と感謝の気持ちを抱いていることが伝わってきました。
nappoさんが、スライドの曲に合わせて歌います。子供たちの歌声と重なり、美しく広がっていきました。

宮内PTA会長からの花束贈呈とお礼の言葉により、PTA文化事業「心の栓を開けてうたってみよう~Open Your Heart~」は終了となりました。保護者約50名、本校生徒10名、小学生連れの方々も数名の参加で大変盛り上がりました。
生徒たちは、発声のより良いコツを教えてもらいにnappoさんから指導を受けていました。

ある3学年委員の方は、お子さんが小さい頃からnappoさんのレッスンを受けているそうで、今回のPTA文化事業の案となり実現したそうです。ストレッチで姿勢も良くなり、歌うことの楽しさを堪能することができました。3学年委員の皆さま、素晴らしい企画をありがとうございました。

狩野菜穂さんプロフィール
広島大学教育学部卒業。音楽ユニットTajaとして機動戦士ガンダムのテーマソングや挿入歌、また柴咲コウ、AAA、水樹奈々、ワルキューレ、King&Prince(菜穂名義)他、アーティストへの楽曲提供やCMソング制作などでも活躍中。
平成23年の東日本大震災を機に南相馬の子供たちと歌って踊る「みんなのうた」を制作。その後、杉並と南相馬の子供たちを歌とダンスで繋ぐ「南相馬&杉並トモダチプロジェクト」を立ち上げ、双方を行き来しながら同じ歌、同じダンスで子供達が一つの舞台を作り上げた。これまでに5回の本公演や、様々なステージを経て、平成28年より南相馬に移住。現在は福島浜通りを中心に「トモプロ」の活動をメインに続けている。令和2年3月に第6回公演を「座・高円寺」にて上演予定。