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合唱祭、3年越しに実現

小雨混じる梅雨空の下、6月15日、府中の森芸術劇場どりーむホールにて「令和4年度第49回合唱祭」が開催されました。

朝早くから集合する生徒

コロナ禍の影響で2年間実現できずにいましたが、PCR検査の実施や観覧人数の制限、生徒と保護者の動線分離など多くの対策を施すことで、ようやく開催に漕ぎつけました。その陰には、先生や実行委員会をはじめ、生徒、PTAボランティアの皆様の力強い協力がありました。

3年越しとなった合唱祭は前期生にとっては初めての経験です。感染予防を優先し、練習期間を短くせざるをえなかったなど、様々な苦労を受け入れつつ迎えた本番でした。しかし、それを微塵も感じさせないほど、当日の生徒の歌声はホール中に感動を与えてくれました。

有志の演奏

有志の演奏は出場制限があり、選ばれた二組の出場でしたが、前方席の生徒の応援が周囲を巻き込み、会場全体を一体化して楽しませてくれました。

優勝した5Aの演奏

後期の順位発表では、優勝は5A、準優勝は6D、3位は6Cの結果となりました。

なお後日、全編を収めたDVDの頒布を予定しています。当日観覧できなかった方はもちろん、あの日の喜びをとどめておきたい方も、ふるってお申し込みください。よろしくお願いいたします。

 

令和4年5月7日(土)制服譲渡会

制服譲渡会を半年ぶりに開催しました。
総会との同日開催は、なんと3年ぶりです。

PTA総会受付時に整理券を配布して入場を入れ替え制にし、会場前で待機する際も密を避ける配慮がなされていました。

会場内でも、スカート・ズボン・セーター・ベスト・ネクタイ・リボン等が選びやすく配置されており、多くの来場者がいる中でもスムーズに行われました。

感染症拡大防止対策をしっかりと施し、来場者が安心して参加できるような制服譲渡会となりました。

<来場された1年生の保護者の方の声>

「入学時は何が必要かわからず、とりあえず絶対必要と思われる物を注文したが、譲渡会という形でプラスαの制服をいただけるのはとてもありがたいです。」

「校外学習で体操着の半袖が複数枚必要とわかり譲渡会に来ました。体操着の譲渡も今後期待しています。」

着られなくなった制服を次の方へとつないで活用してもらう。

コロナ禍で人との関わりを感じる機会が少なくなっている中、人とのつながりを感じることができる制服譲渡会でした。

令和4年度入学式

柔らかく暖かい陽射しに恵まれた4月6日。第13回入学式が挙行されました。

校内の桜の花は、まるで新入生を待ってくれていたかのように、この日まで見事な満開で出迎えてくれました。

入口でのクラス発表と3年生による受付と会場誘導。

新1年生の各教室には、在校生からのお祝いメッセージが書かれていました。

多くの祝電を前に、卒業した小学校の先生の顔を思い浮かべながら、皆嬉しそうに読んでいました。

入学式までの待機の時間。これから僅かな時間で、式の練習を行います。

新入生161名入学許可。

担任の先生より一人ひとり名前を呼び上げられ、「はいっ」と応え起立します。

藤野校長先生から「入学を許可します。」と入学許可がおり、希望と安堵に満ちた表情が浮かびます。

藤野校長先生祝辞。

「恐れずに挑戦し、自信になる経験を積むことの大切さ」について、お話しいただきました。

新入生答辞の後、在校生による素敵なハーモニーの混声合唱での校歌斉唱をもって、入学式はフィナーレをむかえました。

<編集後記>

新入生の皆さま、保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。

規律ある態度の立派な入学式でした。

さぁ、三鷹中等教育学校6年間の生活がはじまります。

13期生との出会いに、感謝申し上げます。これから、よろしくお願いいたします。一緒に頑張りましょう!

スポンサード・ウォーク

令和4年3月12日(土)、晴天に恵まれ春を感じさせる暖かな空気の中、スポンサード・ウォークが開催されました。これは3年生の行事として5年前から始められましたが、新型コロナウィルス感染症の影響で2年間中止となったため3回目の開催となりました。今回は3年生に加えて、昨年参加できなかった4年生も参加。玉川上水駅南口から三鷹中等教育学校まで約17kmの距離を約4時間かけて歩きました。

スポンサード・ウォークは、三鷹中等教育学校の目標である「社会的リーダーの育成」を目指して行われるチャリティー活動です。生徒は目標の距離の完歩を条件に保護者等のスポンサーからお金をいただき、そのお金を「国境なき医師団」「国立成育医療研究センター」「UNHCR 国連難民高等弁務官事務所」の中から選んだ団体に寄付します。また、「長距離を歩く」ことに挑戦することで自分と向き合うとともに、首都直下地震などの災害時の帰宅訓練も目的としています。

スタート地点である玉川上水駅南口から3年生女子、4年生女子、3年生男子、4年生男子の順に3〜4人の班に分かれ、30分間隔で出発。歩行時のマスク着用や補食は立ち止まって黙食等、新型コロナウィルス感染症対策のルールを守りながら、鷹の台駅付近、喜平橋付近、小金井公園、境橋付近、三鷹駅南口、万助橋のチェックポイントを通り、ゴールの学校を目指しました。

ゴール後にはPTAからゼリー飲料と軽食が提供されました。ご準備いただいた学年委員の皆様ありがとうございました。

生徒の皆さんは疲れた中にも達成感を感じることが出来た様子で、嬉しそうに両手を上げてゴールする姿が多く見られました。今後の学校行事も新型コロナウィルス感染症の影響を受けることが想定されますが、必要な対策を講じながら、少しでも多くの行事が開催され、学校での思い出を増やすことができればと思います。

【スポンサード・ウォークの行程】

東京2020オリンピック聖火リレーのトーチが学校に展示されました。

9月15日から18日の期間、東京2020オリンピック聖火リレーのトーチが学校に展示されました。

このトーチはブラインドマラソンランナー(視覚障害のあるランナー)青木洋子選手が、聖火ランナーを務めた際に実際に使用したもので、5年金子くんのお父様が、青木選手の伴走者の一人であるというご縁で、トーチをお借りできたものです。

無観客で行われた東京オリンピック、パラリンピックでしたが、自国開催の感動を間近で実感できる貴重な機会となりました。

【山本副校長先生より】

このたびは、PTAの御尽力で生徒のために東京2020大会聖火リレーのトーチを本校で展示させていただき、誠にありがとうございました。
生徒昇降口付近の展示棚に飾りましたので、全ての生徒が見学できました。

生徒は「すごい!これ本物?!」「きれい!」などと歓声を上げて喜んでおり、教員も「持ってみたい!」と大変興奮していました。

これまで本校では、東京2020大会のためにオリパラ教育を推進してきており、今回のトーチの展示は、集大成的な要素として意義深いものでした。

今後もPTAの皆様のお力をお借りして、生徒のためになることを実践していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

編集後記
桜をモチーフとしたデザインに、新幹線の製造にも使われる技術を用いてつくられた、継ぎ目のないひとつなぎの構造です。
初めて実物を見る機会を得ましたが、ピンクゴールドの柔らかさと桜の美しいフォルム、その重厚感に感銘を受け、オリンピック、パラリンピックの感動が思い出されました。