5月8日から開催された第74回東京都高等学校陸上競技選手権大会にて、6年鴨下友織菜さんが800Mで第4位、400Mで第6位になり、見事2種目入賞。南関東高等学校陸上競技大会の出場権を獲得しました。
その健闘を讃え、5月29日にPTA会長より支援金の贈呈が行われました。
鴨下さんからは、「なんとしてもインターハイに出たいという思いが一層強くなるとともに、昨年度出場した新人関東とはレベルが桁違いである南関東を通過するには、このままの都大会の順位ではいけないと思いました。でも最初で最後のチャンスなので、自分にできることをやるだけだとワクワクの方が大きいです」と南関東大会への意気込みを伺いました。
今シーズンは、怪我に悩まされ、苦しい思いもたくさんしてきたそうですが、「走ることを楽しむ」ことを心にとめ、プラス思考で取り組んだことが、結果につながったとのこと。
「個人種目である陸上競技は、まわりの人の支えや応援なしでは続けられない競技」なので、「感謝を忘れず、結果で恩返しをしたいと思うと、自然と力が湧いてきました」という鴨下さん。
6月18日~21日に開催された南関東大会では、800M、400Mともに第6位入賞。2種目でのインターハイ出場が決まりました。おめでとうございます。
「競技の2分間、心臓が口から出っぱなしでした」とお母さま(笑)。ご家族の笑顔の支えと、ご本人のたゆまぬ努力。鴨下さんの陸上ストーリーは、福井県で7月28日に激闘の幕が開く全国のステージへ続きます。
【編集後記】
鴨下さんにコロナ禍での練習について伺ったところ、「上を目指したいという目標を持ち続け、周りに頼ることも大事にしながら、多くの方にアドバイスをもらい、取り組んできました。」とのこと。部活を頑張るみなさんへ、伝わる言葉と行動ですね。
インターハイでも力を出し切れるよう、応援しています。頑張ってください。