「熱まる鼓動 皆に伝われ ~ほっくほくホーク~」のスローガンのもと、第58回 鷹校祭 文化祭が、9/17(土),18(日)に開催されました。熱気あふれる様子を、「当日編」「投票結果編」「フィナーレ編」にてお届けします。
「学校行事」カテゴリーアーカイブ
後期生 球技大会が行われる
後期生のクラス対抗球技大会が7月19日(火)に行われました。
30度を超す猛暑日となったこの日、サッカー、フットサル、バスケットボール、バレーボールの4競技において熱戦が繰り広げられました。
球技大会に向けて実行委員は、2ヵ月前から大会の企画や資料づくりなどの準備をすすめてきました。また、当日は運営や進行を担当するなど大活躍でした。
4競技の結果、学年優勝には4B、5C、6Cが、総合優勝には6Cが輝きました。クラスが一丸となって臨んだ1学期最後のイベント 球技大会は、大きな怪我もなく、無事終了しました。
■サッカー
決勝は6年生同士の対決。白熱したPK戦を制し、6Dが優勝しました。
■フットサル
こちらの決勝もPK戦。上級生を相手に、優勝に輝いたのは4Bでした。
米国の高校生との交流会
CIEE(国際教育交換協議会・世界42カ国が参加)サマープログラムで来日中の米国の高校生48人と生徒の交流会が、7月14日(木)開かれました。
交流会には後期生と前期生50人が留学生とバディを組んで茶道、弓道、剣道の部活体験をしました。体験後は、バディ同士で感想を聞き合うなど会話が弾んでいました。
【弓道体験】
「面っ!」
【茶道体験】
生徒がお土産として用意した「三鷹」の文字の入ったウインドブレーカーと相撲の番付表が手渡されると、留学生は早速着用し、とても喜んでいました。
【閉会式】
4時間という短い滞在にも関わらず、生徒と留学生はバディごとに別れを惜しみ、固くハグを交わす一幕も。
「また会いましょう!」と名残惜しそうにバスに手を振り続けました。
後期生対象 セーフティ教室を実施
後期生を対象にしたセーフティ教室が7月11日(月)に行われました。
東京都では去年1年間で自転車が絡む事故が11,000件起きていることから、学校では自転車通学が許可される後期生の交通安全教育に力を入れています。
この日生徒たちは、東京都青少年・治安対策本部総合対策部交通安全課の職員の指導により、自転車の正しい乗り方や安全運転のルールを学ぶ「自転車シミュレータ安全教室」と「効果測定およびヒヤリ・ハットマップ作り」を行いました。
後方確認、大通りや狭い商店街を通りぬけるコースの途中、子供の飛び出しや、タクシーに接触しそうになるアクシデントが発生するなか、安全運転で目的地をめざします。
ルールを守って無事故の生徒もいれば、何度も事故を起こしてしまう生徒もいました。シミュレータ体験後、どのくらい危険を回避できたか、ルールが守られていたかが画面に表示される仕組みになっています。
体験した生徒からは、「事故でぶつかったときに実際に振動があり、リアルで驚いた」、「ふだん後方確認をしていなかったので、必要だと感じた」、「左側通行を意識していなかったので、これから気をつけたい」などの感想が寄せられました。
☆自転車を安全に運転するために☆
・車道では左側を走行
・停止線では必ず一旦停止をし、左右、後方を確認する
「止まれ」の標識は、安全確認をしないと危険な場所に設置されています。必ず白い停止線で一旦停止をし、左右を確認してください。また、近年ハイブリッドカーなど、エンジン音がしない車が増えたため、目視をしないと車が接近していることがわかりません。
・歩道では車道寄りを、歩行者に気を付けながら徐行
歩道を猛スピードで走行すると罰則の対象になります。
・狭い道でスピードをださない
・ヘルメットを必ず着用する
事故による被害軽減のためにもヘルメット着用はとても大切です。
【ヒヤリ・ハットマップ作り:教室】
教室では、「自転車の正しい乗り方について」のパンフレットと、道路標識のプリントが配られ、効果測定テストを行いました。また、それぞれ自分の家から学校までの地図を描き、そこに危険箇所を記入した「ヒヤリ・ハットマップ」を作成しました。
最後に全員に反射材シールつきの「自転車安全利用宣言カード」が配られました。
第4学年 宿泊を伴う防災体験活動
6月17日(金)・18日(土)、地震等の災害により交通機関が麻痺し帰宅が困難な状況を想定して、第4学年の生徒を対象に、学校を宿泊場所とした1泊2日の防災体験活動が行われました。今回も消防署、警察署、新川中原地区の皆様に指導していただき、各種防災体験、講演やグループワークをとおして防災に関する理解を深め、知識を身につけました。
開講式で校長先生は、「この体験で助け合いの精神を学び、地域に貢献できる人になってほしい」と呼びかけました。続いて東京消防庁三鷹消防署警防課 勝谷 裕氏が「災害に対する心構え」と題し、いつ起こるかわからない災害に備えて、知識と技術に基づいた「勇気」が持てるための訓練の必要性について話されました。
【ロープワーク】
人を助けるためのロープワーク。代表の生徒が「もやい結び」を体験。ほどけない結び方を学びました。
【起震車体験】 最大震度7まで体験。見た目以上の揺れにテーブルの足を握っているのがやっとです。 起震車ではテーブルが固定されていますが、実際の地震では・・・(゜Д゜) |
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【煙体験】 煙の中ではすぐに進路を見失ってしまいます。先が見えないだけで不安になることがわかりました。 |
【消火器訓練】 「火事だー!!」と周りに大声で知らせた後、目標に向かって消火器を持って走り、消火活動をします。 |
【可搬ポンプ訓練】 ポンプを起動した後、放水をします。今年は給水制限があり放水は見送りました。ホースの後ろを引っ張り、放水の圧力を体験(右写真)。 |
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【AED使用訓練】 倒れている人に声をかけて心臓マッサージをしたあと、AED操作をします。役割を交代して何回も練習しました。 |
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【搬送法訓練】 毛布1枚で人を運ぶ練習。佐々木先生も運ばれました! |
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【非常食体験】 夕食は非常食のアルファ米をいただきました。非常災害用備蓄食料は中棟1階備蓄室に宿泊用毛布とともに保管してあります。「思ったより美味しい!」という声も聞かれました。 |
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【地域の防災に関する講話とグループワーク】 武蔵野赤十字病院救命救急センター 勝見 敦氏より「地域の防災リーダーとして私たちにできること」をテーマに講話がおこなわれました。 生徒たちはグループに分かれ、自分たちが被災地に救護に行った時、自分たちが被災者になった時、求められることを想定し、話し合い発表しました。 |
今回様々な訓練を通して、一番大切な自らの命を守るスキルを学び、さらに災害時自分たちにできることを考えることで、地域での助け合いや社会貢献の大切さを感じることができたのではないでしょうか。
一人一人が防災への意識を高める貴重な体験になったことと思います。