「学校行事」カテゴリーアーカイブ

スポンサード・ウォーク

令和4年3月12日(土)、晴天に恵まれ春を感じさせる暖かな空気の中、スポンサード・ウォークが開催されました。これは3年生の行事として5年前から始められましたが、新型コロナウィルス感染症の影響で2年間中止となったため3回目の開催となりました。今回は3年生に加えて、昨年参加できなかった4年生も参加。玉川上水駅南口から三鷹中等教育学校まで約17kmの距離を約4時間かけて歩きました。

スポンサード・ウォークは、三鷹中等教育学校の目標である「社会的リーダーの育成」を目指して行われるチャリティー活動です。生徒は目標の距離の完歩を条件に保護者等のスポンサーからお金をいただき、そのお金を「国境なき医師団」「国立成育医療研究センター」「UNHCR 国連難民高等弁務官事務所」の中から選んだ団体に寄付します。また、「長距離を歩く」ことに挑戦することで自分と向き合うとともに、首都直下地震などの災害時の帰宅訓練も目的としています。

スタート地点である玉川上水駅南口から3年生女子、4年生女子、3年生男子、4年生男子の順に3〜4人の班に分かれ、30分間隔で出発。歩行時のマスク着用や補食は立ち止まって黙食等、新型コロナウィルス感染症対策のルールを守りながら、鷹の台駅付近、喜平橋付近、小金井公園、境橋付近、三鷹駅南口、万助橋のチェックポイントを通り、ゴールの学校を目指しました。

ゴール後にはPTAからゼリー飲料と軽食が提供されました。ご準備いただいた学年委員の皆様ありがとうございました。

生徒の皆さんは疲れた中にも達成感を感じることが出来た様子で、嬉しそうに両手を上げてゴールする姿が多く見られました。今後の学校行事も新型コロナウィルス感染症の影響を受けることが想定されますが、必要な対策を講じながら、少しでも多くの行事が開催され、学校での思い出を増やすことができればと思います。

【スポンサード・ウォークの行程】

鷹校祭こぼれ話〜かつて「紫団」がありました。

数年前まで、鷹校祭の団カラーには“紫”がありました。
本日、卒業式を迎えられた6期生は懐かしいのではないでしょうか。
現5年生が入学した年度から「紫団」は「緑団」へ変更されたのですが、
この“紫”、武蔵野の地にとっては特別な色でした。

昔、武蔵野(三鷹市、武蔵野市)の一帯には紫草(ムラサキソウ)が自生していました。その情景は古今和歌集にも詠まれています。

書道部のみなさんによる揮毫。このHPのために、鷹校書道部らしい、元気で迫力のある漢字仮名交じり作品に仕上げてくれました!

紫の ひともとゆえに武蔵野の
草はみながら あはれとぞ見る

この“紫”とは紫草のことです。

紫草。花は小さくて可憐な白色ですが、その根はとても鮮やかな紫色で、抗炎症の薬効があるといわれています。

江戸時代になると、
この紫根で染められた紫色が大流行し、“江戸紫”と呼ばれるようになりました。
ちなみに江戸紫はJISの色彩規格では濃い青みの紫。
歌舞伎に登場する助六のハチマキが有名です。
現在のスカイツリーの『雅』のライトアップも江戸紫なのだそうです。

こうして武蔵野=江戸紫となり、
鷹校でも団カラーに“紫”が採用されることに。
ところが!です。
「紫団(しだん)」と「黄団(きだん)」がとにかく聞き間違えやすい!
1点を争うような体育祭では困ってしまう、となり、
「紫団」の代わりに「緑団」が新しく登場したのだそうです。

広報委員会による広報誌『鷹校』。平成27年度版の表紙には「紫団」が健在ですね。

“むらさき”は武蔵野の各所で発見することができます。
「むらさき橋」もそのひとつです。

三鷹駅を起点とする「風の散歩道」の途中にある橋。最初に紹介した歌が名前の由来となっています。

「風の散歩道」とは、三鷹駅南口から井の頭公園の手前の万助橋に至る散歩道で、石畳の歩道やガス灯風の照明がロマンチックです。
ジブリのキャラクターの標識も見つけることができます。

ポカポカ陽気の日、家族で鷹校周辺や武蔵野一帯の散策をされてはいかがでしょうか。
“むらさき”の他にもいろいろな発見があることでしょう。


編集後記
数年前に、PTAサークル『三鷹散策の会』で風の散歩道を巡った際、元代表・五十嵐さん(6期生)から「紫団と紫草」の話をうかがいました。今回の記事はその話を元に取材・構成しました。
PTAサークルには『三鷹散策の会』とコーラス『こーる・あんだんて』があります。どちらも保護者が楽しめるステキなサークルです。改めて紹介したいと思いますので、お楽しみに。

クラスTシャツに込めた想い

2020.9.18 活動発表会 晴れ!

鷹校祭の代わりとして大いに盛り上がった令和2年度の活動発表会。
成功の裏には、先生方の工夫と情熱がありました。
てるてる坊主やお弁当に込めた保護者のエールも大きかったことでしょう。
でもいちばんは、やはり生徒たちの頑張りでした。
今回は、その「装束」として、鷹校の団結力をより高めてくれた“クラスTシャツ(以下“クラT”)”を紹介します。

青、黄、赤、緑。
袖を通した瞬間からチカラがみなぎる!

鷹校祭(文化祭)では毎年すべてのクラTが展示され、生徒や保護者だけでなく来校者も気軽に人気投票に参加することができます。
今年度は、昨年10月24日〜11月2日にかけて、Classiを通して生徒による投票が行われました。その結果とクラT制作者が“クラTに込めた想い”をご覧ください。

人気投票結果

★前期生 1位3A 2位3D 3位3C
★後期生 1位4C 2位4D 3位6A 6C

【1学年】

1A 高久璃美「1Aとして唯一無二なTシャツにするためにクラスメイトの名前の頭文字を入れました」
1B 宮川美涼「担任の先生の担当教科が理科なのでフラスコをモチーフにしてデザインしました」
1C 谷口優花「学校のシンボルである“鷹”と赤の“鳳凰”を合体した鳥の羽と尾で“一C”を表しました」
1D 後藤美結 佐藤仁深「明るく仲が良い最高のクラスなので最高の思い出を作りたいと思いました」

【2学年】

2A 阿由葉洸太 紺谷唯斗「ALL STARのロゴと担任の相田先生の教科“数学”からヒントを得ました」
2B 髙久凛「吹き出しをモチーフに、燃える星は“闘志”、2Bの形を工夫してユーモア感も。かっこいいでしょ!」
2C 辻優朔「フタを開けてお湯を注いで3分待てばお腹も心も満たされる、そう、あれ、あれです!」
2D 三浦結衣「スプラトゥーンをイメージしました。フォントをゲームっぽくしました」

【3学年】

3A 佐久間小春「遠くからでも目立つようにフォントの色を工夫しました」
3B 一杉杏優花 中田美優「“3B”や担任の先生の名前“Fujiwara”をモダンぽくして目立つけれどシンプルに」
3C 三宅咲瑛子「コカコーラのロゴと担任の小久保先生の名前を組み合わせました」
3D 井上隼太「ロゴマークが緑のスターバックスのパロディならウケが良いかなと思いました」

【4学年】
※後期生の写真は「B A」「D C」の順番になっています。

4B 大西恵愛 岡崎萌果「4BとBearの“B”を掛けています。くまさんの表情をポップに仕上げました」
4A 上田慶「テーマは“傷”。完璧ではないという烙印さえも僕らの一部として新たに動き始めるための電源にしたかったのです」

4D 「各自の名前を入れることで個性を出し、休日のように楽しもうという意味をこめて“holiday”のネームを共通で入れました」
4C 坪内萌香 山下紗輝「4Cの写真を使い、唯一無二のTシャツにしました」

【5学年】

5B 若月志恩「黄色のユニフォームという制限の多い中で、皆の希望にそえるように頑張りました」
5A 宮内優樹「今話題の広島東洋カープのユニフォームをモチーフにしました」

5D 池田真菜佳「私達の魂をTシャツに映し出した。ただそれだけです」
5C 濱頭拓未「今年の世界大会で優勝したチームがモチーフ。縦と斜めのラインを組み合わせたかっこいいデザインです」

【6学年】

6B 土本 大澤「キュートなベアにアメリカンフラッグを合わせることでアメリカ風でスポーティに仕上げました」
6A 尾形莉子「エリー・ゴールディングの曲の歌詞を入れました」

6D 内海明里 井上穂香「“6期”と“ロック”をかけて、ハードロックカフェのTシャツをオマージュしました」
6C 兼坂琴「“うる星やつら”のフォントを手描きで再現しました」


いかがでしたか。
これ、ステキだな!というクラTはありましたでしょうか。
家庭内でもぜひ人気投票を行って楽しんでいただけたら、と思います。

令和元年度 第5回 卒業式が開催されました

令和2年3月7日(土)、令和元年度 東京都立三鷹中等教育学校 第5回卒業式が開催されました。

第5期生150名の卒業生の皆様、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。卒業生の皆様には、入学してからの6年間に数えきれないほどのたくさんの思い出ができたことでしょう。

お一人お一人の門出を心よりお祝い申し上げ、ここに卒業式当日の様子をご報告いたします。

 

【卒業式前のクラスの様子】
どのクラスもリラックスした雰囲気でした。



 

【式次第】


 

【卒業生入場】
150名の卒業生が胸を張って入場しました。


 

【卒業証書授与】
山本副校長先生による開式の辞、国歌斉唱に続き、卒業証書の授与が行われました。

クラスごとに担任の先生が一人一人の名前を呼び、呼ばれた生徒は力強く返事をしながら起立していきました。最後に生徒を代表して6年A組の生徒が校長先生から全員分の卒業証書を受け取りました。



 

【校長式辞】

「卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

今回の卒業式は、保護者の皆様、ご来賓の皆様には断腸の思いでご臨席をお控えいただき、卒業生と教職員のみの式となりました。しかし、立派に、そして毅然として卒業式に挑む卒業生を誇りに思うとともに、ご臨席いただけなかった全ての方々に、この雄姿を報告したいと思っております。

6年前の春、期待と不安を胸に本校に入学した皆さんは、本校5回目の卒業生として立派に巣立っていきます。6年間の学校生活の中で、多くの友と出会い、勉学はもとより学校行事、部活動、ボランティア活動、それぞれにひたむきに取り組んできました。人生の中でもとても貴重な時間だったと思います。

さて、この6年間、世の中では様々なことが起こりました。ほんの一例を挙げてみます。

まず、毎年のように相次いで発生した集中豪雨や地震による災害には本当に心を打たれました。一刻も早い復旧を祈るばかりです。

一方、ノーベル賞を6年間で多くの日本人が受賞し、研究活動の偉大さやそれぞれの人物のすばらしさを学ぶことができました。

また、入学する前年に招致が決定した、東京オリンピック、パラリンピックを契機に、皆さんが入学した後閉鎖されたスポーツの聖地とも言われる国立霞ケ関陸上競技場が、今年の1月新たなオリンピック国立競技場として完成しました。

昨年は改元があり新たな時代の幕が開かれました。

今年に入ると新型コロナウィルスにより、あらためて目に見えないものへの恐怖、対策の難しさを目の当たりにしました。

このように、良きこと、悪しきことが様々な分野でたくさん起こりました。

未来に目を向けると、グローバル化、情報化が一層進んだいわゆるSociety 5.0の世界が待ち受けています。社会や経済の改革は一国のみでは成し得ず、課題の大きさや解決の困難さも今よりまた拡大し続けるでしょう。

このような中、皆さんはその個性を発揮し、国境や文化の枠を超えて、多くの仲間たちと一つ一つの壁を乗り越えていってほしいものです。近い将来、社会に貢献できる知性豊かなリーダーとして大いに活躍してください。

胸は祖国に置き、眼は世界に注ぐ。その精神を基に、それぞれが志を完結する願いがあります。いつも卒業生にはなむけとしている四書五経の一つ、大学の一節を贈ります。

『まことに、日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり』

新しい一日を迎えるたびに自分自身を向上させる。毎日毎日それを繰り返す。日が新たになるたびに、自分も新しくなる。高みを目指して日々新たな努力を重ね、自ら先へ先へと進んでいくことを奨励した一節です。記憶にとどめておいていただければと思います。

結びにこの卒業生に関係するすべての方々に心から感謝申し上げ、式辞といたします。」

 

【在校生送辞】

卒業生はいつでも後輩たちの理解者であり目標であったこと、部活動では後輩を引っ張ってくれる存在でいつも明るく優しく接してくれ、ときにはライバルとして切磋琢磨したこともあったこと、学校行事では常に後輩たちの一歩先を行き、合唱祭、文化祭など準備から最後の最後まで全力で後輩を鼓舞してくれ、困ったときには手を差し伸べてくれたことなどを語りました。

また、勉強、部活動、学校行事すべてに前向きに取り組む姿に大きく感銘を受けたと述べていました。

「先輩方に少しでも近づけるようにこれからもたゆまぬ努力を続けていきます。先輩方が築いてきたこの学校の伝統を継ぎ、さらなる発展を目指してゆく覚悟です。」という頼もしい言葉を贈りました。

 

【卒業生答辞】


三鷹中等で楽しく過ごした6年間の思い出を丁寧に振り返りながら、悔しいときも嬉しいときもいつも先生方が温かく見守ってくださったこと、また友達や家族が支えてくれたことへの感謝を語りました。

「表にはあまり出さないけれど、みんながみんなのことを思い合っている、そんな素敵な学年でした。この5期生で今日卒業できることが誇らしくて幸せでいっぱいです。」という言葉に、6年間様々なことを共に乗り越えてきた仲間との強い絆が表れていました。

「これから歩み始める前途にたくさんの課題があろうとも、三鷹中等で過ごした6年間を胸に、その待ち受けている困難な課題に立ち向かい、これからも一層邁進します。」と頼もしく述べていました。

「三鷹中等で過ごした6年間は何にもかえがたい、かけがえのない宝物です。今日まで支え合い、高め合ってきた5期生のみんな、たくさんの愛をくれた先生、そしてこの学校、ありがとうございました。」

ときに声を震わせながら心をこめて語ってくれた言葉に呼応するように、多くの生徒が涙していました。

【校歌斉唱】
最後に、全校生徒で校歌を斉唱しました。指揮、伴奏はともに6年生です。



 

【卒業生退場】
閉式の辞の後、卒業生退場のアナウンスとともに先生方が全員走って来られ、花道を作ってくださいました。これが三鷹中等の先生方の温かさなのでしょう。

笑顔でいっぱいの生徒、誇らしげに胸を張って歩く生徒、涙をぬぐいながら歩く生徒・・・それぞれの表情での退場でした。



 

【退場後昇降口にて】
入場の時には貼られていなかった先生方からの温かいメッセージが掲示してありました。生徒たちは感激した様子で、長い時間見入っていました。


 

【卒業式後のクラスの様子】
各教室に戻って、担任の先生から、一人一人、卒業証書と記念品を受け取りました。また、担当の生徒が全員に記念のタスキを配っていました。

先生と卒業生たちは式とはまた違うリラックスした和やかな雰囲気で、卒対委員の作成したDVDやPTA作成のDVDを鑑賞していました。


 

【クラス担任の先生方】

A組
B組
C組
D組

 

【卒業記念品】

 

5期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今後の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

令和元年度 第61回 鷹校祭 体育祭が開催されました

令和元年9月20日(金)、鷹校祭 体育祭が開催されました。例年お天気が心配されますが、今年は晴天に恵まれ、澄み渡る空気の中でスタートです。

午前の部

【入場】
吹奏楽部の演奏に合わせて、体育祭実行委員の持つ校旗を先頭に青団、黄団、赤団、緑団の順に入場です。趣向を凝らして作られたクラスTシャツを身にまとい、各団が一致団結して競技を戦います。

【開会式】
開会宣言、校長先生の挨拶に続いて各団の応援団長による選手宣誓が行われました。緊張感が漂う中、どのような戦いが繰り広げられるのか高揚感を覚える宣言でした。

【準備体操】
ラジオ体操第一の英語バージョンに合わせて準備体操が行われました。英語が流れてきて初めは驚きましたが遊び心があってワクワク度も増しました。

【応援合戦】
体育祭花形のひとつ、4・5年生男子による応援合戦。選手達の熱いまなざしの中、学年を超えてまとまった応援団員の勇ましい姿に、体育祭競技全体への期待も膨らみました。

【100m走(全学年)】
グラウンドを斜めに横断する直線コースで走ります。ゴールを勢いよく走り抜ける生徒を受け止めるためのマットや、タブレットによるビデオ判定も用意されていました。生徒たちも存分に力を発揮できたことでしょう。

【いかだ(1・2年)】
生徒が一列に馬跳びの馬のような体勢で並び、その上を船頭役の生徒が渡ってゴールを目指す競技です。船頭さんが落ちずに進んで行けるようにクラス全員で力を合わせました。

【全員リレー(3・4年)】
クラス一丸となりバトンをつなぐ姿に大きな声援が飛んでいました。どの生徒も一生懸命です。抜きつ、抜かれつの展開に生徒も観客も最後まで緊張しました。

【全員リレー(5・6年)】
3・4年同様、男女混合で走ります。さすが5・6年生、走りに力がこもっていて迫力があります。最後までハラハラ、ドキドキ、クラスの団結力もさらに深まったことでしょう。

【前期騎馬戦(男女別)】
今年から後期男子騎馬戦以外は、帽子を多く取ったチームが勝ちというルールになりました。色別に作戦を練り、前後左右に動き回っての攻防戦。守りに入るよりも、果敢に攻めるほうが有利です。男女共に勇敢な姿が見られました。

【後期騎馬戦(男女別)】
後期の騎馬戦は、男女共に迫力満点。男子は、上半身裸のたくましい出で立ちで、騎馬の潰し合い。女子はスピードと戦略で、帽子を奪い合いました。勇猛果敢に攻めている姿は、会場の注目を集めました。

【三人四脚(全学年)】
練習の機会が少なかったのでしょうか、出場前の待機場所で掛け声の練習や、リズムの調整をしている姿をたくさん見かけました。


走る距離はグラウンドの4分の1ほどですが、前期生より後期生の方が転倒が少なく、また早く走れるのは、やはり経験の差なのでしょうか?

【走り込み綱引き(全学年)】
スタートの合図とともに、綱を引き合う前期生の元へ駆け込む後期生。どの団も、声と力を合わせて1本の綱を引き合う姿に、学年を越えた団結力が見られました。

【部活対抗リレー】
普段は、学校の代表として戦うユニフォームを身にまとい、各部ならではの素晴らしい走りを見せてくれました。パフォーマンス部門の部もあり、笑いで会場が包まれるシーンも多々ありました。どの部もチームワークの良さが感じ取れました。

 

午後の部

【応援団】
今年のテーマは『春夏秋冬』。黄団が春、緑団が夏、赤団が秋、青団が冬。それぞれのイメージを、全身を使ったダンスで表現しました。少し恥ずかしそうな前期生に比べて、堂々と踊る後期生の姿がとても印象的でした。

最後には全ての団が中央に集まり、東京オリンピック・パラリンピックのシンボルマークを披露しました。映えある最優秀賞は…?

【ソーラン節(6年生)】
最高学年の6年生によるソーラン節は、低い姿勢から音楽に合わせて、男子も女子も一糸乱れぬ勇ましい櫓漕ぎで始まり、見る者を圧倒します。難しいタワーもしっかり成功させました。今年の法被姿もとても格好良かったです。

【100m走 決勝(全学年)】
厳しい予選を勝ち抜いた精鋭たちの真剣な走りに、観客の目が釘付けになりました。スタート前からゴールするまで、応援する声も終始途切れなく続きました。コンマ何秒の差で一喜一憂する姿は、まさに青春そのものでした。

【タイフーン(全学年)】
各学年から一人ずつの計6人で1本の長棒を持ち、2つのコーンを1周ずつして戻り、仲間の足元をくぐらせ、先頭に戻りバトンタッチします。外側を6年生、内側を5年生が担当し、皆をリードしていきます。


青団、なんと長棒が真っ二つに折れてしまいました。アクシデントに皆笑いがとまりません。すぐに新しい長棒が渡され、走り抜けていきました。

【前期大縄】
クラス全員で飛びます。団結力とリズム感が試されます。大縄を回す前後の2人は、皆に声をかけてリズムを取ります。2年D組が40回飛んで優勝しました。

【後期大縄】
前期優勝の2年D組の記録40回を超えられないクラスは10点減点されるという過酷なルールに、後期生全クラスが挑みます。練習では40回を超えたこともあったと聞きましたが、本番ではいかがでしょうか。

【全員リレー(1・2年)】
大繩をクラス全員で飛んだ後は、1・2年生クラス全員で走ります。走る順番を見極めることも作戦のうち。皆で助け合い、全力を出し切ります。

昨年度は雨のため、先生方のリレー参加がカットされました。実に二年ぶりの先生方の走りに、皆大いに盛り上がりました。先生方のリレーアンカーは、もちろん藤野校長先生です!


【ムカデ(3・4年)】
クラスで男女に分かれてムカデを組みます。船頭のリードで気持ちをひとつに、かけ声を出し合って着実に進みます。体制が崩れても素早く立て直す姿に、どのクラスも応援したい気持ちになりました。男女共にグラウンドを半周し、ゴールしました。

【棒引き(5・6年女子)】
スタートしたら目指す長棒に走り、長棒を引いて自陣へ運びます。引っ張り合いで懸命に戦う女子たちを、男子はじめ全生徒が応援していました。

【棒倒し(5・6年男子)】
男子たちがクラスTシャツを脱ぎ、上半身裸になると、いつも以上に気合が入る気配を感じます。赤と白のヘッドキャップをつけ、攻める、守るの大接戦。赤組の棒に白組が登っていきます!白組優勢で、赤団と緑団の勝ちとなりました。

【色別対抗リレー(全学年)】
いよいよ体育祭のラスト種目となる、色別対抗リレーです。各団全学年の選りすぐりの選手が揃います。6年生にとっては最後の鷹校祭 体育祭。最高の盛り上がりをみせてくれました。1位赤団、2位緑団、3位青団、4位黄団。選手たちはじめ全生徒の頑張りに、盛大な拍手が起こりました。

【閉会式】
午前中は涼しかったのですが、競技の盛り上がりとともに午後からは日差しが強く、暑くなりました。各表彰、学年優勝の発表のあとは、待ちかねた各団の得点発表です。1の位…10の位と数字が発表されるごとに生徒全員が大興奮。

令和になって最初の体育祭は、緑団の優勝です。青団の4連覇を防ぎました。応援団最優秀賞は赤団でした。

 

体育祭実行委員のみなさんはじめ、マットなどを設置し、お手伝いをしていた運動部のみなさん、スターターやゴールテープ係を担当してくれた陸上競技部のみなさん、楽しいアナウンスで会場を盛り上げてくれた放送委員のみなさん、本当にお疲れさまでした。見どころ満載の、とても素敵な体育祭でした。

 

【PTAお茶出しボランティア】
体育祭で、本校PTAでは生徒たちの空になった水筒への補充として、麦茶を提供しています。毎年、多くのボランティアの保護者の皆さまにご協力いただいております。今年度は午後からとても暑くなりジャグ20杯分の360リットルの麦茶を作り、提供しました。暑い中ありがとうございました。