令和4年度卒業式が執り行われました

令和5年3月9日(木)、令和4年度東京都立三鷹中等教育学校第8回卒業式が執り行われました。第8期生155名の卒業生の皆様、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
8期生の皆さんは、6年間通ったこの学舎で、友情を深め心身ともに大きく成長されたことと思います。たくさんの思い出を胸に、新たな道を力強く歩んでいってください。
お一人お一人の門出を心よりお祝い申し上げ、ここに卒業式当日の様子をご報告いたします。

【卒業証書授与】
クラスごとに担任の先生が一人一人の名前を呼び、呼ばれた生徒は返事をして起立します。クラス代表の生徒が校長先生よりクラス全員分の卒業証書を受け取りました。

【校長祝辞】
ご自身の着任した年に入学してきた生徒であり、校長先生にとってひときわ思い入れの強い学年だったそうです。時折涙をこらえつつ、一年生の時からの様子を語りました。コロナ禍を越えて、朗らかな心、地に足をつけて努力することの大切さを胸の内に持ち続け、周りへの感謝を忘れず過ごしてほしいと伝えました。

【在校生送辞】
8期生は憧れであり目標。コロナ禍で全ての行事ができなくなった翌年、工夫をしつつ文化祭、活動発表会が開催できたのは、8期生が新型コロナを乗り越えて築いてくれたからこそ。共に生活できたことはかけがえのない経験になったと語りました。

【卒業生答辞】
6年間の思い出を振り返り、前期の充実した思い出を懐かしく語りました。その後、後期のはじめから突然の休校、分散登校、黙食、行事の中止。当たり前だと思っていた何気ない日常の幸せを感じたと語りました。共に過ごした友人への思い、先生や家族への感謝。時に声を震わせ語る言葉に、多くの生徒や保護者が涙しました。

【退場】
閉会の辞の後、卒業生退場のアナウンスと共に、先生方がつくる花道を歩きました。お世話になった先生方に囲まれ、花道を通っていく後ろ姿が頼もしく見えました。

【PTAより花束贈呈】
生徒退場後、PTAより先生方に花束が贈呈されました。式が終わり先生方もホッとされた様子で、おとなしく、穏やかな子が多かった8期生への思いを口にしていました。

【式後のクラスの様子】
各教室に戻った生徒たちは、リラックスした表情で談笑したり写真を撮ったり、友達と過ごす残り少ない時間を楽しんでいる様子でした。担任の先生が戻られると、一人一人に卒業証書と記念品が渡されました。先生から卒業証書を受け取る時、自然と拍手が起こり、最後のホームルームには良い時間が流れていました。

8期生の皆さま、ご卒業おめでとうございます。今後のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

(↓ 在校生作成の玄関装飾)

(↓ PTA寄贈のフォトスポット)