前日までのポカポカ陽気から一転、肌寒い雨となった3月21日、3年生の球技大会が行われました。雨天のため3競技(バレーボール、バスケットボール、ドッジボール)に減らし、すべて体育館での実施となりました。
3年生は、球技大会開催にあたり実行委員を中心に、企画から運営まですべて生徒たちで行いました。
ドッジボール以外は総当たり戦のため、かなりタイトなスケジュールに。これで時間通りに行うことができるのでしょうか?
試合終了時刻が近づくと次の試合の呼びかけを行い、サクサクと試合を進めていました。
■バレーボール(男女混合6人制)
サーブ&レシーブともになかなか難しい様子で、空振りありホームランありでラリーが続かないながらも、爆笑連発で楽しく盛り上がっていました。優勝はC組でした。
■バスケットボール(男女別)
どの生徒も時間いっぱいコートの中を駆け回り、白熱した試合が繰り広げられていました。3点シュートを決めた生徒もいて、応援にも熱が入っていました。優勝は男子B組、女子A組・C組でした。
■ドッジボール(男女別・クラス全員参加)
高いパスを送り合い、タイミングを見計らって相手を一撃!クラス全員参加の競技だからか、一番盛り上がっていました。優勝は男子A組、女子C組でした。
小島先生からは、
「企画段階からスケジュールに無理があるのでは、と不安を抱えてこの日を迎えました。雨天のため体育館のみのプレイになったことで、大幅に遅れることもなく行えたのではないかと思います。
1年後には、すべての行事を中心として企画・運営することになり、その時には中1のことも考え、伝えなければならず、今回の球技大会ではその課題が見えたと思います。今回、実行委員ということでなく、協力してくれた人がたくさんいました。今後の行事等も、委員長として引っ張ることだけでなく、協力することも大切ということを忘れずに取り組んで欲しいと思います。」
と、期待するからこその厳しさが窺える講評をいただきました。
3年生のプレイは取材している側も写真を撮る手が止まり、「すごい!!」と声をあげたり見とれたりすることがしばしばありました。特に男子バスケットボールのドリブルでフェイントしながら抜いていく姿や、ゴール前で高いジャンプでボールを阻止する姿は圧巻でした。
そして、あるクラスの男子生徒が、最初から最後まで声をからしながら替え歌で応援しているのも印象的でした。その声が周りを巻き込んで大きな声援となり、とても良い雰囲気でした。
この雰囲気を後期になっても持ち続け、さまざまな行事を盛り上げてくれることを期待します。