「PTA活動」カテゴリーアーカイブ

平成31年度PTA役員の立候補および推薦について(お願い)

日頃よりPTA活動にご理解、ご協力をいただきましてありがとうございます。

10月6日(土)付けで「平成31年度PTA役員の立候補および推薦について(お願い)」を配付しました。
今年度も各学年から候補者を募り、役員候補者選考会にて役員候補者を決定したいと思います。

【平成31年度PTA役員への立候補および推薦書】は全員提出です。
*提出期限:10月16日(火)
添付の専用封筒に入れて、担任の先生にご提出ください。

詳細はお知らせをご覧ください。
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平成31年度PTA役員の立候補および推薦について(お願い)

第1学年 給食試食会のご案内(PTA文化事業)

◇◆◇1学年保護者の皆様◇◆◇

1学年保護者を対象とした給食試食会のご案内を配付しました。ぜひたくさんの方のご参加をお待ちしております。

【日時】平成30年11月14日(水)
        12:00~13:30
       (受付 11:30~11:45 多目的室入口にて)
【会場】北棟1階 多目的室
【参加費】360円(領収書は集金日にお返しします)

*申込みは保護者会 学級懇談会時、各教室にて受付けます。

*参加申込書にご記入の上、参加費を添えて、保護者会当日に保護者の方がお持ちください。

詳細はご案内をご覧ください。

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PTA文化事業 給食試食会のご案内

「授業体験会」&「学校と語ろう会」が開催されました

2018年9月8日、「授業体験会」&「学校と語ろう会」が開催され、54名の保護者が参加しました。

 

PTA会長、校長先生のごあいさつに続いて、まず第1部、5名の先生方による「授業体験会」が行われました。

校長先生挨拶

[体育]担当:比嘉先生
体の偏りやバランスの乱れを直してけがの予防にも繋がるストレッチや、肩凝りに良いストレッチを教えていただき、保護者も実践してみました。また、運動や読書が苦手な場合は、目を動かすトレーニング不足が原因のこともあるので、「みる」ことを向上させるため、目を上下左右に動かしたり、奥行きをとらえるトレーニングをすると良いということもお話しくださいました。

保健体育

[英語]担当:藤原先生
Explanation Gameでは保護者同士がペアになり、お互いに曜日を答えとする質問を出し合いました。普段の授業では、月名、形容詞、色や数を題材にしているとのことでした。
Today’s Expressionsでは、例題の会話文の音読や翻訳を行いました。イントネーションについての注意点などもお話いただき、Role playingを多く取り入れた授業に、時代の変化を感じました。

英語

[社会担当]:小久保先生
聖徳太子をテーマに、本名が厩戸王であることや、彼が歴史上行ったとされる事柄が過去と現在では違う解釈になっていることも多いとのお話がありました。
様々な解釈の登場で変化する歴史的事実を見るだけではなく、例えば聖徳太子の時代に唱えられた「和を大切にする」心や思想が現代にも普遍的に存在していること、それを理解することも「歴史を学ぶこと」であるとお話しくださいました。

社会

[家庭科担当]:内田先生
自立と共生をテーマにお話がありました。保護者全員で、1枚の紙に家、川、花など出題されたものを順番に描きました。それぞれの絵に似ているものはあっても、1つとして同じ絵は無いのと同じように、変化し続ける世の中に於いても答えは1つではないのかもしれず、多様性を受け入れ他と共生しながら、自らの答えを責任をもって選択していくことが自立になる。青年期はアイデンティティを見つけ、そして自分は価値のある人間だと自覚し、世の中に自分の意見を発信していくことが大事ではないか、というお話をしていだきました。

家庭

キャリア教育担当:島田先生
校外学習、宿泊学習、修学旅行等についてお話し頂きました。
①日本の自然や歴史を学び、友情を深め、集団でのマナーや社会性を身につける。
②外国人へのインタビューや留学生との交流、また海外校と相互協力し、国際理解を深める。
③宿泊・分泊・東京以外の地域または海外での班別行動により、自律的な行動力を育成する。
これらのことを(学びとして)1学年から6学年を通し体系的なカリキュラムが組まれ、自分の意見を世界に発信できる力を身につけるようにしていくとお話いただきました。

キャリア教育

 

続いて第2部、「学校と語ろう会」が3テーマ8グループに分かれ行われました。

①特色ある教育活動 担当:藤野校長先生・島田先生・岩間先生・大関先生
三鷹は体験的な教育が多く、その体験のファーストインプレッションを大事にしながら、様々な角度から学習に対するモチベーションを上げているというお話が先生からありました。保護者からは学校側が提供してくれている様々なことを子供たち自身がどこまで受け入れ理解できているのだろうかというような質問等がありました。

特色ある教育活動

②進路指導 担当:鎌田副校長先生・高梨先生・加藤先生・冨田先生
受験に向けて、自分のやり方を身に着けさせる大切さや心構え、具体的な勉強時間や受験までの流れ等について、保護者からの様々な質問にお答えいただきました。部活動との両立や後期生の勉強量も具体的に教えていただきました。

進路指導

③学校生活 担当:佐々木先生・比嘉先生・前田先生・鎮西先生
縦割り活動はどのようなものがあるのか、行事はどのように進められているのか、また予習や復習についてなどの質問が出ました。教科ごとに出される課題をきちんとこなすことの大切さや、その提出率などが学年によって違うなどのお話が先生からありました。

学校生活

 

先生方がお忙しい中準備してくださった授業を鷹校生の気持ちになって体験できたことは、とても有意義でした。また普段はなかなか聞けない質問にもお答えいただけるので、次の機会には是非ご参加ください。

「いのちの授業」が行われました

PTA Special Presents
~現役医師が語る~「いのちの授業」
講師:聖隷浜松病院 心臓血管外科医  立石 実先生

2018年6月9日(土)

日々、重い心臓病の患者さんたちと向き合っていらっしゃる立石実先生に、「心臓移植の現実について」、「命の大切さについて」お話をうかがいました。

先生より問いかけがありました。

(公社)日本臓器移植ネットワーク調べでは、2018年4月現在、674人の方が国内での心臓移植を待っているとのことです。患者さんは、植込型補助人工心臓を付けるなどして移植を待ちますが、残念ながら待機中に亡くなる方も少なくありません。

また、子どもの心臓移植手術は、国内の提供者の少なさなどから海外に渡航し手術するケースが多く、3億円を超える費用のうち2億円は海外の病院に支払わなければならない費用だとのことです。患者さんは体力的・精神的に大きなリスクを背負って海外渡航している現実があるとうかがいました。

 

「臓器移植」や「ドナー」という言葉はよく耳にするものの、今まで詳しいことはよく知りませんでした。今回、先生のお話をうかがって改めて「臓器提供意思表示カード」(通称「ドナーカード」)を見ると、その文章の意味がとてもよくわかりました。臓器提供意思表示カードの選択肢1と選択肢2の違い、すなわち脳死判定の時点(脳死から心臓死までの間)で臓器提供をする場合と、心臓死の後で臓器提供をする場合とで、提供できる臓器が違ってくるそうです。

また、このお話の中で、改めて脳死と植物状態の違いを知ることもできました。

そして、カードの意義について考えさせられました。
臓器提供するとは、どういうことなのか?
臓器移植について考えることは、日常からかけ離れたことなのか?

臓器提供意思表示カード(表)
臓器提供意思表示カード(裏)

◎大学受験期までの「問題」とは正解のあるquestionであり、その後社会に出ると「問題」とは必ずしも正解があるとは限らないproblemとなる
◎自分の考えを持った上で相手の価値観を尊重することは大切なこと

というお話がありました。

このお話をうかがい、様々な「problem・問題」に立ち向かうには、自分の考えを確立させる努力と、多様な価値観を受け入れる勇気が必要だと感じました。

 

講演後には活発な質疑応答がありました。

医療倫理についての質問に「医療者と患者がよくコミュニケーションをとることがとても大切」、なぜ医師・心臓外科に進まれたのかとの質問に「心臓外科医療は治療でのリスクも大きいが、瀕死の状態の人が劇的によくなって退院する時の喜びも大きいところが魅力的」とお話くださいました。

また、生命倫理の視野を広げるためにおすすめの本を知りたいとの本校生徒からの質問には、その人らしく死んでいくことをテーマにした『死すべき定め~死にゆく人に何ができるか』アトゥール・ガワンデ著 をご紹介いただきました。

アルフレッド・アドラーの言葉
“重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである”
のご提示と共に、

命について考える = 命を大切に想う

であること、また医療は、病を診ること・人を治すことの先の「その人が幸せになることを目指す」とお話くださりました。

 

今回の講演会「いのちの授業」を通じ、温かなお人柄の先生の深いこころざしと情熱を切に感じ、いま一度、命の大切さについて考える機会をいただきました。

お忙しい中、たくさんの貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。

講演会終了後、本部役員さんたちが立石実先生を囲んで…記念撮影♪

立石 実(たていし みのり)先生
聖隷浜松病院心臓外科医長

2000年熊本大学医学部卒業
同年東京女子医科大学日本心臓血圧研究所心臓血管外科入局。中野佼成病院、聖隷浜松病院、富山県立中央病院、京都府立医科大学、東京女子医科大学。2018年1月~現職
専門医資格:心臓血管外科専門医、外科専門医、循環器専門医
著書:『こどもの心臓病と手術』
関連ブログ:http://www.qlifepro.com/ishin/speaker/minori-tateishi/

※(公社)日本臓器移植ネットワーク:https://www.jotnw.or.jp/index.html
《意思表示についての説明などが詳しく載っています》