「授業体験会」&「学校と語ろう会」が開催されました

2018年9月8日、「授業体験会」&「学校と語ろう会」が開催され、54名の保護者が参加しました。

 

PTA会長、校長先生のごあいさつに続いて、まず第1部、5名の先生方による「授業体験会」が行われました。

校長先生挨拶

[体育]担当:比嘉先生
体の偏りやバランスの乱れを直してけがの予防にも繋がるストレッチや、肩凝りに良いストレッチを教えていただき、保護者も実践してみました。また、運動や読書が苦手な場合は、目を動かすトレーニング不足が原因のこともあるので、「みる」ことを向上させるため、目を上下左右に動かしたり、奥行きをとらえるトレーニングをすると良いということもお話しくださいました。

保健体育

[英語]担当:藤原先生
Explanation Gameでは保護者同士がペアになり、お互いに曜日を答えとする質問を出し合いました。普段の授業では、月名、形容詞、色や数を題材にしているとのことでした。
Today’s Expressionsでは、例題の会話文の音読や翻訳を行いました。イントネーションについての注意点などもお話いただき、Role playingを多く取り入れた授業に、時代の変化を感じました。

英語

[社会担当]:小久保先生
聖徳太子をテーマに、本名が厩戸王であることや、彼が歴史上行ったとされる事柄が過去と現在では違う解釈になっていることも多いとのお話がありました。
様々な解釈の登場で変化する歴史的事実を見るだけではなく、例えば聖徳太子の時代に唱えられた「和を大切にする」心や思想が現代にも普遍的に存在していること、それを理解することも「歴史を学ぶこと」であるとお話しくださいました。

社会

[家庭科担当]:内田先生
自立と共生をテーマにお話がありました。保護者全員で、1枚の紙に家、川、花など出題されたものを順番に描きました。それぞれの絵に似ているものはあっても、1つとして同じ絵は無いのと同じように、変化し続ける世の中に於いても答えは1つではないのかもしれず、多様性を受け入れ他と共生しながら、自らの答えを責任をもって選択していくことが自立になる。青年期はアイデンティティを見つけ、そして自分は価値のある人間だと自覚し、世の中に自分の意見を発信していくことが大事ではないか、というお話をしていだきました。

家庭

キャリア教育担当:島田先生
校外学習、宿泊学習、修学旅行等についてお話し頂きました。
①日本の自然や歴史を学び、友情を深め、集団でのマナーや社会性を身につける。
②外国人へのインタビューや留学生との交流、また海外校と相互協力し、国際理解を深める。
③宿泊・分泊・東京以外の地域または海外での班別行動により、自律的な行動力を育成する。
これらのことを(学びとして)1学年から6学年を通し体系的なカリキュラムが組まれ、自分の意見を世界に発信できる力を身につけるようにしていくとお話いただきました。

キャリア教育

 

続いて第2部、「学校と語ろう会」が3テーマ8グループに分かれ行われました。

①特色ある教育活動 担当:藤野校長先生・島田先生・岩間先生・大関先生
三鷹は体験的な教育が多く、その体験のファーストインプレッションを大事にしながら、様々な角度から学習に対するモチベーションを上げているというお話が先生からありました。保護者からは学校側が提供してくれている様々なことを子供たち自身がどこまで受け入れ理解できているのだろうかというような質問等がありました。

特色ある教育活動

②進路指導 担当:鎌田副校長先生・高梨先生・加藤先生・冨田先生
受験に向けて、自分のやり方を身に着けさせる大切さや心構え、具体的な勉強時間や受験までの流れ等について、保護者からの様々な質問にお答えいただきました。部活動との両立や後期生の勉強量も具体的に教えていただきました。

進路指導

③学校生活 担当:佐々木先生・比嘉先生・前田先生・鎮西先生
縦割り活動はどのようなものがあるのか、行事はどのように進められているのか、また予習や復習についてなどの質問が出ました。教科ごとに出される課題をきちんとこなすことの大切さや、その提出率などが学年によって違うなどのお話が先生からありました。

学校生活

 

先生方がお忙しい中準備してくださった授業を鷹校生の気持ちになって体験できたことは、とても有意義でした。また普段はなかなか聞けない質問にもお答えいただけるので、次の機会には是非ご参加ください。