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後期生球技大会が行われました

夏休みを目前に控えた7月19日、後期生の球技大会が行われました。
最高気温が35℃を超える猛暑の中、バレーボール(男・女)、バスケットボール(男・女)、サッカー(男子)、フットサル(女子)の4競技でクラス対抗の熱戦が繰り広げられました。


■バレーボール

多目的コートで行われました。試合前半は女子、後半は男子が出場するため、お互いを熱心に応援する姿がコート周辺に溢れていました。

決勝は4Cを破り、6C が優勝しました。


■バスケットボール

体育館で行われました。蒸し暑い中でしたが、白熱した戦いが繰り広げられました。バレーボールと同様に試合前半は女子、後半は男子が出場し、応援も盛り上がっていました。

5B対6Bの決勝となり、6Bが勝利しました。


■サッカー

グラウンドで行われました。強い日差しが照り付ける中、男子達の熱戦が繰り広げられました。

4C対6Bの決勝ではPKまでもつれこむ戦いとなりましたが、最後は6年生が制し、6Bが優勝しました。


■フットサル

テニスコートで女子の熱い戦いが行われました。クラスの男子が駆け付け、熱心に応援する姿も見られました。

決勝は6年生同士の戦いとなり、6Aが優勝しました。


 

 

 


球技大会は実行委員を中心に運営、進行されており、招集の声掛けや試合のサポートなど、様々な面での活躍が見受けられました。

後期生にとっては、クラスTシャツを身に着ける最初の機会となった球技大会。オリジナリティに溢れるデザインのTシャツは担任の先生ともお揃いで、クラスの絆がより深まったのではないでしょうか。

4競技の結果、学年優勝には4C、5A、6Bが、総合優勝には6Bが輝きました。

平成30年度「海外ボランティア研修」の参加希望の受付について

第3,4,5学年の生徒の皆さん及び保護者の皆様宛に「平成30年度海外ボランティア研修の参加希望の受付について」のお便りが配布されました。

  1. 申込方法:「平成30年度海外ボランティア研修参加希望書」をご記入の上、担当の先生までご提出ください。
  2. 申込期限:平成30年7月18日(水)午後4時30分まで

詳細はお便りをご覧ください。

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平成30年度「海外ボランティア研修」の参加希望の受付について

第1,2学年「JAXAによる無線と通信セミナー2018の実施について」

第1,2学年の保護者の皆様宛に「JAXAによる無線と通信セミナー2018の実施について」(参加申込書付き)のお便りが配付されました。
参加を希望される場合は、7月17日(火)までに参加申込書を担当の先生まで御提出ください。

日時:平成30年7月25日(水)午後1時30分から午後5時まで

(講演会)  午後1時30分から午後2時50分まで
(ワークショップ)  午後3時から午後5時まで

場所:(講演会)  北棟1階多目的室
(ワークショップ)  中棟3階理科実験室

対象:(講演会)  前期課程  約150人
(ワークショップ) 講演会を聴講した生徒のうち30人(主に第2、3学年)

内容:(講演会)  演題「スマホ技術の活用で、宇宙(そら)と会話するワイヤレス通信」
(ワークショップ)  無線とラジオ工作(AMラジオ作成)

詳細は、お便りをご覧ください。

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「JAXAによる無線と通信セミナー2018の実施について」

「いのちの授業」が行われました

PTA Special Presents
~現役医師が語る~「いのちの授業」
講師:聖隷浜松病院 心臓血管外科医  立石 実先生

2018年6月9日(土)

日々、重い心臓病の患者さんたちと向き合っていらっしゃる立石実先生に、「心臓移植の現実について」、「命の大切さについて」お話をうかがいました。

先生より問いかけがありました。

(公社)日本臓器移植ネットワーク調べでは、2018年4月現在、674人の方が国内での心臓移植を待っているとのことです。患者さんは、植込型補助人工心臓を付けるなどして移植を待ちますが、残念ながら待機中に亡くなる方も少なくありません。

また、子どもの心臓移植手術は、国内の提供者の少なさなどから海外に渡航し手術するケースが多く、3億円を超える費用のうち2億円は海外の病院に支払わなければならない費用だとのことです。患者さんは体力的・精神的に大きなリスクを背負って海外渡航している現実があるとうかがいました。

 

「臓器移植」や「ドナー」という言葉はよく耳にするものの、今まで詳しいことはよく知りませんでした。今回、先生のお話をうかがって改めて「臓器提供意思表示カード」(通称「ドナーカード」)を見ると、その文章の意味がとてもよくわかりました。臓器提供意思表示カードの選択肢1と選択肢2の違い、すなわち脳死判定の時点(脳死から心臓死までの間)で臓器提供をする場合と、心臓死の後で臓器提供をする場合とで、提供できる臓器が違ってくるそうです。

また、このお話の中で、改めて脳死と植物状態の違いを知ることもできました。

そして、カードの意義について考えさせられました。
臓器提供するとは、どういうことなのか?
臓器移植について考えることは、日常からかけ離れたことなのか?

臓器提供意思表示カード(表)
臓器提供意思表示カード(裏)

◎大学受験期までの「問題」とは正解のあるquestionであり、その後社会に出ると「問題」とは必ずしも正解があるとは限らないproblemとなる
◎自分の考えを持った上で相手の価値観を尊重することは大切なこと

というお話がありました。

このお話をうかがい、様々な「problem・問題」に立ち向かうには、自分の考えを確立させる努力と、多様な価値観を受け入れる勇気が必要だと感じました。

 

講演後には活発な質疑応答がありました。

医療倫理についての質問に「医療者と患者がよくコミュニケーションをとることがとても大切」、なぜ医師・心臓外科に進まれたのかとの質問に「心臓外科医療は治療でのリスクも大きいが、瀕死の状態の人が劇的によくなって退院する時の喜びも大きいところが魅力的」とお話くださいました。

また、生命倫理の視野を広げるためにおすすめの本を知りたいとの本校生徒からの質問には、その人らしく死んでいくことをテーマにした『死すべき定め~死にゆく人に何ができるか』アトゥール・ガワンデ著 をご紹介いただきました。

アルフレッド・アドラーの言葉
“重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである”
のご提示と共に、

命について考える = 命を大切に想う

であること、また医療は、病を診ること・人を治すことの先の「その人が幸せになることを目指す」とお話くださりました。

 

今回の講演会「いのちの授業」を通じ、温かなお人柄の先生の深いこころざしと情熱を切に感じ、いま一度、命の大切さについて考える機会をいただきました。

お忙しい中、たくさんの貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。

講演会終了後、本部役員さんたちが立石実先生を囲んで…記念撮影♪

立石 実(たていし みのり)先生
聖隷浜松病院心臓外科医長

2000年熊本大学医学部卒業
同年東京女子医科大学日本心臓血圧研究所心臓血管外科入局。中野佼成病院、聖隷浜松病院、富山県立中央病院、京都府立医科大学、東京女子医科大学。2018年1月~現職
専門医資格:心臓血管外科専門医、外科専門医、循環器専門医
著書:『こどもの心臓病と手術』
関連ブログ:http://www.qlifepro.com/ishin/speaker/minori-tateishi/

※(公社)日本臓器移植ネットワーク:https://www.jotnw.or.jp/index.html
《意思表示についての説明などが詳しく載っています》