PTA前期校外研修会
~東京の歴史と文化を皆で体験しましょう!~
昨年度から始まった前期校外研修会、今年度は昨年3月にリニューアルオープンした「江戸東京博物館」へ行ってきました。
快晴に恵まれた11月22日、はじめに両国の「江戸東京博物館」を仙田校長先生、門馬副校長先生と保護者71名 で見学しました。
ガイド案内DVD鑑賞後、自由見学となりましたが、仙田校長先生が展示物の解説を始めると、バラバラに見学していた保護者のみなさんがどんどん集まり、結果的に大人数でまわることになりました。
社会科が専門で、教科書「江戸から東京へ」にも関わられたという校長先生。「江戸東京博物館」へは30回以上足を運ばれているそうで、興味深いエピソードを交え、解説員かと思うほど詳しく説明してくださいました。実際、見事な説明に解説員と勘違いしたのか、一般の見学者の方が最初から最後まで校長先生の隣で聞き入っていました。
一方、副校長先生は保護者の案内をされていた為にスタッフに間違えられ、外国の方に何度も質問されていましたが、その度に流暢な英語で説明されていました。校長先生の解説が素晴らしかったので、あっという間に時が過ぎてしまいました。
ランチは両国らしく、ちゃんこ鍋をいただきました。「ちゃんこ鍋」には牛肉でも豚肉でもなく、鶏肉を入れる理由をご存知ですか?力士が食べる食事の為、四足歩行の牛や豚は土俵の負けをイメージさせることから二足歩行の鶏肉を使用しているそうです。
ランチ後は、校長先生のご案内で両国散策が行われました。希望者のみとのことでしたが、ほぼ全員が参加しました。
勝海舟生誕地→赤穂浪士が討ち入りした吉良邸跡→鼠小僧次郎吉の墓があり、かつて勧進相撲興行の中心であった回向院→国技館内にある相撲博物館をめぐり前期校外研修会が終了しました。
参加した方からは、「校長先生のガイドが素晴らしかった。」「来年もぜひ参加したい。」「博物館が見どころがあり良かったです。」などの感想が寄せられ、みなさんが楽しく充実した時間を過ごされたことがうかがえました。
研修会の企画・運営をしてくださった2年学年委員のみなさんは、PTAで購入した三鷹の白いウインドブレーカーを着用していました。人ごみの中でもとても目立ち、参加した保護者の方からも大好評でした。学年の枠を超え、東京の歴史と文化を体験することができた、貴重な一日となりました。
仙田校長先生、門馬副校長先生、そして学年委員のみなさん、ありがとうございました。