後期生対象 セーフティ教室を実施

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 後期生を対象にしたセーフティ教室が7月11日(月)に行われました。
 東京都では去年1年間で自転車が絡む事故が11,000件起きていることから、学校では自転車通学が許可される後期生の交通安全教育に力を入れています。
 この日生徒たちは、東京都青少年・治安対策本部総合対策部交通安全課の職員の指導により、自転車の正しい乗り方や安全運転のルールを学ぶ「自転車シミュレータ安全教室」と「効果測定およびヒヤリ・ハットマップ作り」を行いました。

【自転車シミュレータ体験:体育館】
体験2

 後方確認、大通りや狭い商店街を通りぬけるコースの途中、子供の飛び出しや、タクシーに接触しそうになるアクシデントが発生するなか、安全運転で目的地をめざします。

                                  後方確認2

 ルールを守って無事故の生徒もいれば、何度も事故を起こしてしまう生徒もいました。シミュレータ体験後、どのくらい危険を回避できたか、ルールが守られていたかが画面に表示される仕組みになっています。
 体験した生徒からは、「事故でぶつかったときに実際に振動があり、リアルで驚いた」、「ふだん後方確認をしていなかったので、必要だと感じた」、「左側通行を意識していなかったので、これから気をつけたい」などの感想が寄せられました。

☆自転車を安全に運転するために☆

・車道では左側を走行
・停止線では必ず一旦停止をし、左右、後方を確認する

 「止まれ」の標識は、安全確認をしないと危険な場所に設置されています。必ず白い停止線で一旦停止をし、左右を確認してください。また、近年ハイブリッドカーなど、エンジン音がしない車が増えたため、目視をしないと車が接近していることがわかりません。

・歩道では車道寄りを、歩行者に気を付けながら徐行
   歩道を猛スピードで走行すると罰則の対象になります。
・狭い道でスピードをださない
・ヘルメットを必ず着用する
   事故による被害軽減のためにもヘルメット着用はとても大切です。

【ヒヤリ・ハットマップ作り:教室】
 教室では、「自転車の正しい乗り方について」のパンフレットと、道路標識のプリントが配られ、効果測定テストを行いました。また、それぞれ自分の家から学校までの地図を描き、そこに危険箇所を記入した「ヒヤリ・ハットマップ」を作成しました。
 最後に全員に反射材シールつきの「自転車安全利用宣言カード」が配られました。
効果測定テスト