令和元年度 第61回 鷹校祭 体育祭が開催されました

令和元年9月20日(金)、鷹校祭 体育祭が開催されました。例年お天気が心配されますが、今年は晴天に恵まれ、澄み渡る空気の中でスタートです。

午前の部

【入場】
吹奏楽部の演奏に合わせて、体育祭実行委員の持つ校旗を先頭に青団、黄団、赤団、緑団の順に入場です。趣向を凝らして作られたクラスTシャツを身にまとい、各団が一致団結して競技を戦います。

【開会式】
開会宣言、校長先生の挨拶に続いて各団の応援団長による選手宣誓が行われました。緊張感が漂う中、どのような戦いが繰り広げられるのか高揚感を覚える宣言でした。

【準備体操】
ラジオ体操第一の英語バージョンに合わせて準備体操が行われました。英語が流れてきて初めは驚きましたが遊び心があってワクワク度も増しました。

【応援合戦】
体育祭花形のひとつ、4・5年生男子による応援合戦。選手達の熱いまなざしの中、学年を超えてまとまった応援団員の勇ましい姿に、体育祭競技全体への期待も膨らみました。

【100m走(全学年)】
グラウンドを斜めに横断する直線コースで走ります。ゴールを勢いよく走り抜ける生徒を受け止めるためのマットや、タブレットによるビデオ判定も用意されていました。生徒たちも存分に力を発揮できたことでしょう。

【いかだ(1・2年)】
生徒が一列に馬跳びの馬のような体勢で並び、その上を船頭役の生徒が渡ってゴールを目指す競技です。船頭さんが落ちずに進んで行けるようにクラス全員で力を合わせました。

【全員リレー(3・4年)】
クラス一丸となりバトンをつなぐ姿に大きな声援が飛んでいました。どの生徒も一生懸命です。抜きつ、抜かれつの展開に生徒も観客も最後まで緊張しました。

【全員リレー(5・6年)】
3・4年同様、男女混合で走ります。さすが5・6年生、走りに力がこもっていて迫力があります。最後までハラハラ、ドキドキ、クラスの団結力もさらに深まったことでしょう。

【前期騎馬戦(男女別)】
今年から後期男子騎馬戦以外は、帽子を多く取ったチームが勝ちというルールになりました。色別に作戦を練り、前後左右に動き回っての攻防戦。守りに入るよりも、果敢に攻めるほうが有利です。男女共に勇敢な姿が見られました。

【後期騎馬戦(男女別)】
後期の騎馬戦は、男女共に迫力満点。男子は、上半身裸のたくましい出で立ちで、騎馬の潰し合い。女子はスピードと戦略で、帽子を奪い合いました。勇猛果敢に攻めている姿は、会場の注目を集めました。

【三人四脚(全学年)】
練習の機会が少なかったのでしょうか、出場前の待機場所で掛け声の練習や、リズムの調整をしている姿をたくさん見かけました。


走る距離はグラウンドの4分の1ほどですが、前期生より後期生の方が転倒が少なく、また早く走れるのは、やはり経験の差なのでしょうか?

【走り込み綱引き(全学年)】
スタートの合図とともに、綱を引き合う前期生の元へ駆け込む後期生。どの団も、声と力を合わせて1本の綱を引き合う姿に、学年を越えた団結力が見られました。

【部活対抗リレー】
普段は、学校の代表として戦うユニフォームを身にまとい、各部ならではの素晴らしい走りを見せてくれました。パフォーマンス部門の部もあり、笑いで会場が包まれるシーンも多々ありました。どの部もチームワークの良さが感じ取れました。

 

午後の部

【応援団】
今年のテーマは『春夏秋冬』。黄団が春、緑団が夏、赤団が秋、青団が冬。それぞれのイメージを、全身を使ったダンスで表現しました。少し恥ずかしそうな前期生に比べて、堂々と踊る後期生の姿がとても印象的でした。

最後には全ての団が中央に集まり、東京オリンピック・パラリンピックのシンボルマークを披露しました。映えある最優秀賞は…?

【ソーラン節(6年生)】
最高学年の6年生によるソーラン節は、低い姿勢から音楽に合わせて、男子も女子も一糸乱れぬ勇ましい櫓漕ぎで始まり、見る者を圧倒します。難しいタワーもしっかり成功させました。今年の法被姿もとても格好良かったです。

【100m走 決勝(全学年)】
厳しい予選を勝ち抜いた精鋭たちの真剣な走りに、観客の目が釘付けになりました。スタート前からゴールするまで、応援する声も終始途切れなく続きました。コンマ何秒の差で一喜一憂する姿は、まさに青春そのものでした。

【タイフーン(全学年)】
各学年から一人ずつの計6人で1本の長棒を持ち、2つのコーンを1周ずつして戻り、仲間の足元をくぐらせ、先頭に戻りバトンタッチします。外側を6年生、内側を5年生が担当し、皆をリードしていきます。


青団、なんと長棒が真っ二つに折れてしまいました。アクシデントに皆笑いがとまりません。すぐに新しい長棒が渡され、走り抜けていきました。

【前期大縄】
クラス全員で飛びます。団結力とリズム感が試されます。大縄を回す前後の2人は、皆に声をかけてリズムを取ります。2年D組が40回飛んで優勝しました。

【後期大縄】
前期優勝の2年D組の記録40回を超えられないクラスは10点減点されるという過酷なルールに、後期生全クラスが挑みます。練習では40回を超えたこともあったと聞きましたが、本番ではいかがでしょうか。

【全員リレー(1・2年)】
大繩をクラス全員で飛んだ後は、1・2年生クラス全員で走ります。走る順番を見極めることも作戦のうち。皆で助け合い、全力を出し切ります。

昨年度は雨のため、先生方のリレー参加がカットされました。実に二年ぶりの先生方の走りに、皆大いに盛り上がりました。先生方のリレーアンカーは、もちろん藤野校長先生です!


【ムカデ(3・4年)】
クラスで男女に分かれてムカデを組みます。船頭のリードで気持ちをひとつに、かけ声を出し合って着実に進みます。体制が崩れても素早く立て直す姿に、どのクラスも応援したい気持ちになりました。男女共にグラウンドを半周し、ゴールしました。

【棒引き(5・6年女子)】
スタートしたら目指す長棒に走り、長棒を引いて自陣へ運びます。引っ張り合いで懸命に戦う女子たちを、男子はじめ全生徒が応援していました。

【棒倒し(5・6年男子)】
男子たちがクラスTシャツを脱ぎ、上半身裸になると、いつも以上に気合が入る気配を感じます。赤と白のヘッドキャップをつけ、攻める、守るの大接戦。赤組の棒に白組が登っていきます!白組優勢で、赤団と緑団の勝ちとなりました。

【色別対抗リレー(全学年)】
いよいよ体育祭のラスト種目となる、色別対抗リレーです。各団全学年の選りすぐりの選手が揃います。6年生にとっては最後の鷹校祭 体育祭。最高の盛り上がりをみせてくれました。1位赤団、2位緑団、3位青団、4位黄団。選手たちはじめ全生徒の頑張りに、盛大な拍手が起こりました。

【閉会式】
午前中は涼しかったのですが、競技の盛り上がりとともに午後からは日差しが強く、暑くなりました。各表彰、学年優勝の発表のあとは、待ちかねた各団の得点発表です。1の位…10の位と数字が発表されるごとに生徒全員が大興奮。

令和になって最初の体育祭は、緑団の優勝です。青団の4連覇を防ぎました。応援団最優秀賞は赤団でした。

 

体育祭実行委員のみなさんはじめ、マットなどを設置し、お手伝いをしていた運動部のみなさん、スターターやゴールテープ係を担当してくれた陸上競技部のみなさん、楽しいアナウンスで会場を盛り上げてくれた放送委員のみなさん、本当にお疲れさまでした。見どころ満載の、とても素敵な体育祭でした。

 

【PTAお茶出しボランティア】
体育祭で、本校PTAでは生徒たちの空になった水筒への補充として、麦茶を提供しています。毎年、多くのボランティアの保護者の皆さまにご協力いただいております。今年度は午後からとても暑くなりジャグ20杯分の360リットルの麦茶を作り、提供しました。暑い中ありがとうございました。