文学座講師による演劇ワークショップを開催しました!

7月27日、演劇部では、文学座座員の植田真介さんを講師に迎えた演劇ワークショップを開催しました。演劇部員9名が参加し、保護者も参観させていただきました。植田さんは、舞台やテレビのほかアニメの声優としても活躍されている方です。

ワークショップの前半は、「緊張と集中」というテーマで実践を交えた講義がありました。「(よいパフォーマンスをするために)プラスの方向に緊張感を高める、そのためには自分ではなく周りに意識を向けることが大事」だというお話は、とても興味深いものでした。

後半は、3人ずつのグループにわかれて『よていひょう』(アーノルド・ローベル作)という短い物語の朗読劇をつくり発表しました。どのグループも、後期生が中心となり限られた時間内に劇をまとめていて、さすがだなと思いました。植田さんからは、「常に観客がいることを意識し、観客の興味が持続するようにテンポを変えるとよい」とアドバイスいただきました。それを踏まえて再構成した劇を発表して、ワークショップが終了しました。3時間のプログラムでしたが、あっという間でした。子供たちは意欲的に参加しており、今後も継続的にこのような機会を持てたらいいなと思いました。

プロの講師による指導を受けられたことは、子供たちにとってとても貴重な経験になったと思います。企画から文学座や学校との交渉まで一切を引き受けてくださった5年生保護者の谷口様、学校での開催にご尽力いただいた顧問の永田先生、齋藤先生に、厚くお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

※ワークショップ開催については、学校のホームページにも掲載される予定です。そちらも併せてご覧ください。

[ 投稿者:演劇部部員保護者 ]