文学座講師による演劇ワークショップを開催しました!

7月27日、演劇部では、文学座座員の植田真介さんを講師に迎えた演劇ワークショップを開催しました。演劇部員9名が参加し、保護者も参観させていただきました。植田さんは、舞台やテレビのほかアニメの声優としても活躍されている方です。

ワークショップの前半は、「緊張と集中」というテーマで実践を交えた講義がありました。「(よいパフォーマンスをするために)プラスの方向に緊張感を高める、そのためには自分ではなく周りに意識を向けることが大事」だというお話は、とても興味深いものでした。

後半は、3人ずつのグループにわかれて『よていひょう』(アーノルド・ローベル作)という短い物語の朗読劇をつくり発表しました。どのグループも、後期生が中心となり限られた時間内に劇をまとめていて、さすがだなと思いました。植田さんからは、「常に観客がいることを意識し、観客の興味が持続するようにテンポを変えるとよい」とアドバイスいただきました。それを踏まえて再構成した劇を発表して、ワークショップが終了しました。3時間のプログラムでしたが、あっという間でした。子供たちは意欲的に参加しており、今後も継続的にこのような機会を持てたらいいなと思いました。

プロの講師による指導を受けられたことは、子供たちにとってとても貴重な経験になったと思います。企画から文学座や学校との交渉まで一切を引き受けてくださった5年生保護者の谷口様、学校での開催にご尽力いただいた顧問の永田先生、齋藤先生に、厚くお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

※ワークショップ開催については、学校のホームページにも掲載される予定です。そちらも併せてご覧ください。

[ 投稿者:演劇部部員保護者 ]

後期生球技大会が行われました

夏休みを目前に控えた7月19日、後期生の球技大会が行われました。男子は、バレーボール、バスケットボール、サッカー、女子は、バレーボール、バスケットボール、フットサルの3競技に分かれクラス対抗で競い合い、蒸し暑い天気にも負けない程の熱戦が繰り広げられました。

バレーボール
多目的コートで行われました。午後の決勝リーグでは、バレーボールだけ先に行われたためクラスごとにまとまって応援する光景が見られ、得点が決まるたびに大いに盛り上がっていました。

決勝では6年生に勝利した5Cが優勝しました。


バスケットボール
体育館で行われました。蒸し暑い中でも気合充分の生徒たち。白熱した試合を繰り広げ、応援も盛り上がっていました。
 

決勝は6年生同士の対決となりました。優勝は6Dでした。

サッカー
4年生が健闘し、決勝へと勝ち進みました。決勝戦でもPKまでもつれこむ熱戦となりましたが、最後は6年生が制し、優勝は6Aでした。


フットサル
こちらも熱戦が多く盛り上がっていました。決勝では、6年生と5年生の対決となりましたが、準決勝でPKの末勝ちあがった5Aが優勝しました。


球技大会に向けての準備。そして当日の運営、進行も実行委員が中心となってスムーズに行われていました。お昼休憩の時間、競技中も集まって作業する姿が見られました。

それぞれに趣向を凝らしたデザインのクラスTシャツに身をつつんだ生徒たち。
閉会式の前には先生からのお気遣いもあり、生徒たちから笑顔のプレゼントを頂きました。ありがとうございました。

競技の結果、学年優勝には4C、5A、6C・6D(同点) が、そして総合優勝には6C・6Dが輝きました。

第33回「三鷹散策の会」報告

~高幡不動尊 あじさいまつり~

梅雨の晴れ間の6月29日、あじさいが見ごろの「高幡不動尊」に参拝と散策に行ってきました。

高幡不動という京王線の駅名で知ってはいましたが、お不動さんをお参りするのは今回が初めてという方が多かったようです。

短時間での散策を無理にお願いして、ご案内役の僧侶様の簡潔なご説明で重要文化財ひしめく高幡不動尊の境内を巡りました。

ご案内の僧侶様
仁王門から奥殿へ

まずは、高幡不動尊金剛寺のお話。関東三大不動の一つである高幡不動尊、その建立は今から1100年も遡る平安時代だそうです。「仁王門」「不動堂」と見学し、「奥殿」へと進みます。

仁王門

「奥殿」には、数々の仏教美術や、この地に縁の深い新撰組の土方歳三や近藤勇の資料なども展示されています。メインは、東日本の誇る文化財の木造不動明王像並びに両童子像。座像のお姿は、堂々として、霊験あらたかでした。奥殿で参拝できなくても、お不動様の左手から五色の紐、お手綱が奥殿外の角塔婆まで伸びていて、そのお手綱を持ってお参りできます。

総本堂「大日堂」

続いては、高幡山の総本堂の「大日堂」へと進みます。鎌倉時代様式のお堂に復元されたとのことでした。こちらの名物は、「鳴り龍天井」。一人ひとり墨絵の龍の描かれた天井の下で手を打ちました。龍の真下でないと聴こえない妙音、何と表現したらよいでしょうか。願い事が叶うと伝えられる「鳴り龍(成り龍)」、是非一度手を打ちにいらしたらいかがでしょうか。

    

ここで、ご案内役の僧侶様とはお別れです。数々の美術品の見学と参拝の後は、境内の散策です。参加の皆さん、あじさいマップを片手に茶室のある庭園、山の中などを半時間ほど楽しまれて、再び山門前に集合しました。

お昼は、高幡不動金剛寺の近くの 「そば処開運そば」で、散策を振り返るひと時を過ごしました。

山内八十八か所とあじさい

今はがくあじさいが見ごろですが、可憐な山あじさいもまだまだ咲いていました。
あじさいの見ごろは、7月初旬までとのこと。広い境内には、四季折々の自然を満喫できる散策コースもありました。

あじさいめぐり
散策を終えて

高幡不動尊にこんなに重要な文化財があったとは、と驚きました。平安のものから鎌倉……そして激動の幕末の志士たち。今回は足早の見学でしたので、次の機会にはゆっくりと歴史を紐解くのも良いかもしれません。
境内の山の中は、秋のもみじのころもきっと美しいでしょう。
また今年は酉年で、お不動様の年だそうです。いろいろな催し物もありそうです。


高幡不動金剛寺 境内マップより

投稿者:4年生保護者