第1,2学年「JAXAによる無線と通信セミナー2018の実施について」

第1,2学年の保護者の皆様宛に「JAXAによる無線と通信セミナー2018の実施について」(参加申込書付き)のお便りが配付されました。
参加を希望される場合は、7月17日(火)までに参加申込書を担当の先生まで御提出ください。

日時:平成30年7月25日(水)午後1時30分から午後5時まで

(講演会)  午後1時30分から午後2時50分まで
(ワークショップ)  午後3時から午後5時まで

場所:(講演会)  北棟1階多目的室
(ワークショップ)  中棟3階理科実験室

対象:(講演会)  前期課程  約150人
(ワークショップ) 講演会を聴講した生徒のうち30人(主に第2、3学年)

内容:(講演会)  演題「スマホ技術の活用で、宇宙(そら)と会話するワイヤレス通信」
(ワークショップ)  無線とラジオ工作(AMラジオ作成)

詳細は、お便りをご覧ください。

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「JAXAによる無線と通信セミナー2018の実施について」

「いのちの授業」が行われました

PTA Special Presents
~現役医師が語る~「いのちの授業」
講師:聖隷浜松病院 心臓血管外科医  立石 実先生

2018年6月9日(土)

日々、重い心臓病の患者さんたちと向き合っていらっしゃる立石実先生に、「心臓移植の現実について」、「命の大切さについて」お話をうかがいました。

先生より問いかけがありました。

(公社)日本臓器移植ネットワーク調べでは、2018年4月現在、674人の方が国内での心臓移植を待っているとのことです。患者さんは、植込型補助人工心臓を付けるなどして移植を待ちますが、残念ながら待機中に亡くなる方も少なくありません。

また、子どもの心臓移植手術は、国内の提供者の少なさなどから海外に渡航し手術するケースが多く、3億円を超える費用のうち2億円は海外の病院に支払わなければならない費用だとのことです。患者さんは体力的・精神的に大きなリスクを背負って海外渡航している現実があるとうかがいました。

 

「臓器移植」や「ドナー」という言葉はよく耳にするものの、今まで詳しいことはよく知りませんでした。今回、先生のお話をうかがって改めて「臓器提供意思表示カード」(通称「ドナーカード」)を見ると、その文章の意味がとてもよくわかりました。臓器提供意思表示カードの選択肢1と選択肢2の違い、すなわち脳死判定の時点(脳死から心臓死までの間)で臓器提供をする場合と、心臓死の後で臓器提供をする場合とで、提供できる臓器が違ってくるそうです。

また、このお話の中で、改めて脳死と植物状態の違いを知ることもできました。

そして、カードの意義について考えさせられました。
臓器提供するとは、どういうことなのか?
臓器移植について考えることは、日常からかけ離れたことなのか?

臓器提供意思表示カード(表)
臓器提供意思表示カード(裏)

◎大学受験期までの「問題」とは正解のあるquestionであり、その後社会に出ると「問題」とは必ずしも正解があるとは限らないproblemとなる
◎自分の考えを持った上で相手の価値観を尊重することは大切なこと

というお話がありました。

このお話をうかがい、様々な「problem・問題」に立ち向かうには、自分の考えを確立させる努力と、多様な価値観を受け入れる勇気が必要だと感じました。

 

講演後には活発な質疑応答がありました。

医療倫理についての質問に「医療者と患者がよくコミュニケーションをとることがとても大切」、なぜ医師・心臓外科に進まれたのかとの質問に「心臓外科医療は治療でのリスクも大きいが、瀕死の状態の人が劇的によくなって退院する時の喜びも大きいところが魅力的」とお話くださいました。

また、生命倫理の視野を広げるためにおすすめの本を知りたいとの本校生徒からの質問には、その人らしく死んでいくことをテーマにした『死すべき定め~死にゆく人に何ができるか』アトゥール・ガワンデ著 をご紹介いただきました。

アルフレッド・アドラーの言葉
“重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである”
のご提示と共に、

命について考える = 命を大切に想う

であること、また医療は、病を診ること・人を治すことの先の「その人が幸せになることを目指す」とお話くださりました。

 

今回の講演会「いのちの授業」を通じ、温かなお人柄の先生の深いこころざしと情熱を切に感じ、いま一度、命の大切さについて考える機会をいただきました。

お忙しい中、たくさんの貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。

講演会終了後、本部役員さんたちが立石実先生を囲んで…記念撮影♪

立石 実(たていし みのり)先生
聖隷浜松病院心臓外科医長

2000年熊本大学医学部卒業
同年東京女子医科大学日本心臓血圧研究所心臓血管外科入局。中野佼成病院、聖隷浜松病院、富山県立中央病院、京都府立医科大学、東京女子医科大学。2018年1月~現職
専門医資格:心臓血管外科専門医、外科専門医、循環器専門医
著書:『こどもの心臓病と手術』
関連ブログ:http://www.qlifepro.com/ishin/speaker/minori-tateishi/

※(公社)日本臓器移植ネットワーク:https://www.jotnw.or.jp/index.html
《意思表示についての説明などが詳しく載っています》

第5学年保護者会の開催について

第5学年の保護者の皆様宛に「第5学年保護者会の開催について」(出欠票付き)のお知らせが配付されました。

◆日時
平成30年7月14日(土)午後2時から午後3時まで

◆場所
全体会 多目的室 (北棟1階)

※7月10日(火)までに学級担任宛に出欠票をご提出ください。

詳細はお知らせをご覧ください。
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第5学年保護者会の開催について

前期課程:クラスTシャツ集金のお知らせ

前期課程保護者の皆様へ

7月2日(月)に前期課程クラスTシャツ集金のお知らせを配付しました。
詳細につきましては、配付のお便り、またはメールメイト配信メールをご確認いただき、必要事項をご記入の上、代金を添えてお申し込みください。

※集金はPTA学年委員が行うため、決められた日にちのみの対応となります。
※学年によって集金日が異なりますので、ご注意ください。

体育祭のクラスTシャツについて(申込書つき)
(申込日・集金日は、配付のお便りにてご確認ください。)

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第1学年   第2学年   第3学年

🎼 平成30年度 合唱祭が開催されました  🎼


平成30年6月15日(金)府中の森芸術劇場どりーむホールにて第45回合唱祭が開催されました。今年のスローガンは「響歌乱舞」です。
朝練習のため、早朝に集合した生徒たちは府中の森公園で最終調整に励みました。各クラス円陣を組み団結力を高め会場へと向かいました。



合唱祭実行委員長の開会宣言に始まり、藤野校長先生の激励、全校生徒による校歌斉唱で合唱祭が始まりました。
午前の第1部は前期生、午後の第2部は後期生が、課題曲・自由曲を披露しました。

課題曲
1年生「校歌」2年生「花は咲く」3年生「歓喜の歌」後期生「一番はじめは」

初々しい一年生の舞台上で立派に歌い上げる姿から、学年が上がるにつれて成長を感じさせる歌声には感慨深いものがありました。各クラスそれぞれの練習の成果が存分に発揮されました。
  1-A 3-D

 4-D
 5-A
 6-C

恒例の有志合唱では、2年生から6年生まで4組が熱唱し、教育実習生を含む教員合唱では「Daydream Believer」を演出も加え披露され、生徒たちが振るペンライトの光と声援で会場は一層盛り上がりました。




閉会式では審査員の先生方による講評をいただきました。譜読みが丁寧になってきている、後期生は響きとリズムを大事にしている、課題曲を大事に育てたか否かが明暗を分けた、姿勢よくどんと構えることで発音がはっきりとした歌詞が聞こえるようになるとのアドバイスをいただきました。
前期生の学年1位2位の発表に続き、後期生の12位から1位までの発表がありました。前期生の学年優勝と後期生の上位3位の発表ではひときわ大きな歓声が上がりました。今回合唱祭最後の6年生にとって大変うれしい結果となりました。


総合優勝  6-C
総合準優勝  6-A
総合第3位  6-B
課題曲賞  6-C
自由曲賞  6-A
指揮者賞  2-A(課題曲) 5-A(課題曲)

学年優勝
1-A
2-A
3-D
4-D
5-A
6-C
前期生徒審査賞  3-D
後期生徒審査賞  5-A

合唱祭実行委員さんはじめとする各委員さんたちの働きもあり、スローガンの通り舞台に響き渡る生徒たちの素晴らしい歌声と合唱祭を楽しむ姿を見ることができました。
総合優勝を果たした6-Cによるアンコールの後に「大地讃頌」が全員合唱され、今年度の合唱祭は幕を閉じました。